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「美味しいお酒と美味しいご飯を奢ってあげるから、出ておいで。」
という言葉に連れられて、美味しいご飯を食べた事が何度かあるのです。
・・・人生相談というスパイス付きの。
かえる好みのご飯が終わり、甘いお酒でほわほわしはじめると開始される、
特に他人に言っても楽しいわけではない、むしろほろ苦いお酒の方が似合うだろうに・・・
という切ないお話や、ちょっと一般常識から照らしたら愉快だね・・・という、
「他の人に言えない話シリーズ」
そんな話を聞いていると、そして、かえるの小さな座右の銘を決定するに至った過去を思い出すと、
大体、一つの文章を思い出します。
「浮気はされたくないとか、したくないとか言うけど、じゃぁ、その「違う人」よりも
貴方は魅力的なの? 磨きつづけているの?」
大好きな人が出来たとき、その人に見てもらおうと自分を磨いた事や、
大好きな人が自分の側に居てくれた時、恥ずかしくないようにと念入りにお風呂に入ったり、
綺麗になるための努力をしつづけた事を忘れて、「ただ側に居る貴方」と、
きちんと磨きつづけて、たまたま「貴方」よりも後に現れたその人。
どっちが綺麗?どっちが魅せられる?
という、何だか現実的な文章。
外側だけを綺麗にするわけではなく、かといって内側だけを綺麗にするわけでもなく、
所作から、モノの考え方から、会話の選択から、目のやり方、言葉のタイミングから。
場に合った服装、自分というものをきちんと見据えた行動。
そういうものの積み重ねが、その緊張感が、常に1番魅せようとする気持ちが1番大事という話。
「それと同時に、「相手」にも、常に魅力的に居る事を要求しなさい」
側に居るだけの人は要らない、魅力的な人が良い。といいなさい。
ある程度柔らかく、ある程度一緒に居ても気持ちが良く、そして常にどきどきする人。
そんな感じになれないのであれば、どんな恋愛も長くはないのだろうなぁ・・・
とちょっと思ってしまったかえるなのです。
が、どんな恋愛でも、まず「自分」が綺麗にならなくては相手はとっつかまえられません。
・・・。
一人身はまず、自分を磨く事からはじめないと難しいみたいです。
が、いきなり磨き過ぎると肌が痛くなってしまいます。
徐々に、少しずつが良いみたいです。
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