平成14年8月8日。
 
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年に2回の「何か」をかけた体力測定の日が押し迫り、
精神的、体力的に今年は本気でまずそうなかえるは、ドーピングをするべく
一日中あちこちのお店を回って、いろいろなものを確保してきました。

持っていく水分、塩分、糖分、ついでにお夕飯の予約。
まずくなったときの薬、ドーピング用の栄養ドリンク。
・・・。

この根性を他のものに回せば、絶対に何か一つぐらいは成し遂げそうなのに、
と毎夏、毎冬言われますが、
こう・・・根性傾けてこつこつと何かをしていって、それを人様に見て頂く、
おまけに感想も言っていただけるというのはいいなーっと思っての毎回参加。

だんだん、新しい所を発掘しなくなり、毎回固定の方の新作をほくほくしながら
みているだけ・・・というのはちょっと切ないのですが、
それでも毎回続けられている方はすごいなーっと、素直に感心しながらの参加。

片一方だけなら、別に行かなくても勿体無くないのに、
両方そろうと、ドーピングしても行きたいと思うのは
やっぱり、あそこには「何か」があるんだよなぁ・・・と思いつつの準備。

身体の負担を減らす為に、大分出展するモノを減らしたのにもかかわらず
気が付くと、「カードと、ポストカードを入れる袋にかえるを印刷したら可愛い?」
とか、「値段表をじぐざぐはさみで切って作ったら、うける?」
とか、確実にかえるの命を削るような事を考え出す始末。

結局、楽しい事をかえるはしたがりなのです。
無駄に細かい細工を考えるのも、妥協をしたくないといやんいやん駄々をこねるのも。
周りから「命削らない!!」と突っ込みを入れられても、ついやってしまうのも。

やっている途中が楽しくて、やらないで後悔するよりも、やって後悔したくって。
それで得た後悔から、次に何をしたらよいか考えるのが、やっぱり楽しくて。

楽しい事だけをやっていても、やっぱり辛い事とか、
ほっぽりだしたい時とかありますが、それでもしたいと思うのは、
周りから奇異の目で見られたとしても、ついやってしまうのは、
それが無いと、「自分が自分でいられないからかなぁ・・・」と思うのです。

ほどほどの人生よりも、濃密な人生の方が楽しいです。


多分、ほどほどの人生よりも、痛みや後悔は多いかもしれませんが。
      
 
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