平成15年1月26日。
 
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こんな事を続けていると、そのうち大変な事になるとは思うのですが、
それでもつい続けてしまうという、損な性分なんだなぁと
最近かえる自身を位置付けているかえるです。
こんばんは。

かえるの短い人生、何故か時々人様から
「その方の人生の相談」というものを受ける事が
かなりの確率で発生する事が往々として存在しました。

存在するのは、かえるとしては一向に構わないのですが、
それでもお話をお伺いしていて、かえるも一緒に途方に暮れていると、
客観的な立場に戻った時に、ふと気がつく事がありました。

相談の数々。
かえるが今までお伺いしていた事々を全部暴露するわけにはいきませんが、
それでも、お話を伺った事を時々思い起こしてみると、
人様によって内容は色々変われど、それでも何故か共通している一つ。
「わたしは、わたしが大嫌い。」という言葉。

この「自分自身が嫌いで仕方が無い」という言葉を、たびたび耳にするのです。

一回の電話の中。
一通のお手紙の中。
そして、直接お会いしてお話している中に、
何故か、「苦しみを与えていると思っている相手」よりも、
「苦しんでいる自分自身」が嫌いといわれるのです。

もし、本当に苦しみを与えられているのであれば、
かえるはその「苦しみを与えている相手」というものに対して
腹を立てればよいと思います。

少なくとも、「相手がこうしたから腹が立つ」と言われた方が、
「相手がこうしたのは、自分自身が出来ていないからだ。」
と言われるよりも何となく納得が出来ます。
かえるには。

悪い部分というのは、人である限り往々としてあるとかえるには思えるからです。
何かコトが発生し、「悲しい気分」「嫌な気分」という気持ちになったとしても、
全部相手が悪いという事も無い限り、全部自分が自分が悪いという訳でもないと
かえるはしみじみ思うからです。

そしてなにより。
かえるがお話を伺った中で、「その相談問題」と決別をする事が出来たのは、
どんなに自分が嫌いだと言われていても、
そのうち「自分のコトは自分しか出来ない」し「自分には良い所と悪い所がある」
というとても基本の事に気がついたヒトだけなのです。

かえるは時々しみじみと思います。
自分の事が嫌いといわれている方は、きっと「自分の半分だけ」を知っているのだなぁと。

では、貴方は貴方を愛していますか?
この何となく、「自分の事は大嫌い」と言う事が容易い世の中ですが、
それでも好きだと思えるならば、もう少しだけ世の中幸せに生きれると、
かえるはそう思います。

貴方は、ご自身いかがです?
      
 
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