平成15年4月26日。
 
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今日で大型連休突入?と思っていたら
全力で月曜日はテストがある事実に気がつきました。
再試だけはいやなので必死に問題を解くかえるです。
こんばんは。

「普通になるのが怖い」
そんな言葉を耳にする事があります。

何処にでも居るような人。
特にこれといった「ウリ」を持たない人。
人に賞賛されない人。

そんな感じになりたくない。
自分はもっと賞賛・認知されうる存在なんだ。
と自身を思っていたい…。

どうやら、そういうような感情を捨てきれない…。
とかえるにちょろりとお話してくれるのです。

「自己万能感」

赤ちゃんから幼稚園に上がるまでの間。
そして、ある程度歳が上がるまでの間、
周りから全力で愛される事によって生じる感情の中に、
そんな名前の感情があります。

人が生きていく上で、これ以上なく必要な感覚なのですが、
これも成長と同時にこの感覚が少しづつ減ってしまっていきます。

世界が、母親の様に全てを抱きしめてくれるとは限らない。
むしろ、愛してくれる人の方が稀である。
賞賛されうるには、相当の積み重ねと運と才能がないといけない。

それを少しづつ知って行く。
そして、「自分って、普通?」と思っていく事が成長であると
心理の方では言われていたりします。

そんな世界に出る少し前。
自分は自分の望んだ事が全てできると、心の中で期待し、
現実とのずれに少し、気がつき始めた時。

大人になってしまう、一歩前。
まだ、「他の人と同じはいやだ」と思ってしまう心。

本当は、誰も「他の人と一緒」にはなれないのに
埋没するのがどうしようもなく嫌だと思う心境。

そんな言葉を思い出してしまうような、「普通は嫌だ」という言葉。

けれども、普通の人になるのは意外と大変だとかえるは思います。

世の中の平均といった「普通」。
毎日6時半には起き、
大学を卒業したら、就職し、
ある程度の歳がいったら結婚、子どもが生まれ…。

学生さんだとしても、
毎日毎日夜更かしも朝寝坊もせず、
まいにちきちんと学校に行き、特に問題も起きず
かといっても問題が起きてもきちんと生活する。

これをきちんと出来る人は、ある意味尊敬に値するとかえるは思ってしまうのです。

「目立たない普通」
「きちんと生きるという普通」

出来ないからこそそれを望むという意味での「普通になりたくない」というのであれば、
いっそ全力で「きちんと毎日を生きる」という普通を狙ってみては如何でしょう?

20年出来たら、尊敬される人格者として人様から一目置かれる存在になれると
かえるはしみじみ思います。

貴方の「普通」の定義、1度考えてみては如何ですか?
      
 
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