平成15年6月16日。
 
Picture
○ 
「心理屋さんが数人寄ると、無駄に分析をはじめてみる。」
そんな噂話は本当だったのだなぁ…とその事実をかみ締めつつ、
人様の心の分析をするのに混じってきたかえるです。
やられる前に、やらないと何言われるか分かりません。

という訳で、授業に出かけたのにも関わらず、
「課題:自己分析。」という洒落にならない自由時間を戴いたため、
数人で、好き勝手にお話をしていました。

食堂が空く前の、一時間。
女の子が集中する、唯一可愛らしい雰囲気のする授業。
そんな外にも出られないし、さりとて取り立ててする事無い
不思議な時間だったため、
ふと気がつくと、女の子の恋愛の事に話はスライドしていました。

同じ年で無いと駄目。
年下で無いと、嫌。
声が甘くないと、どきどきしない。

そんな好き勝手絶頂に言われる言葉。
それと同時に語られる「今までの恋愛経歴」の話。
そして、更に続けられる「今まで生きてきた」話。

そんなお話を聞いていると、不思議なことに気が付く事があります。

幼い時、親と精神的・物理的触れ合いの機会が無かったという事を力説される方は、
恋人との年齢の幅を大きく取られるのだなぁとふと、思ったのです。

近くにいても、貰えなかったと思うと年上へ、
実際に傍にいてもらえなかったと思うと、年下へ。

かえるがその時お話をした数名と、そんな仮説を立てつつお話したところ、
これが結構当てはまっていまして…。

幼い時の瑣末な出来事。
既に、忘れてしまっている事。

にも関わらず、それから大分時間のたった今でも、
その「一時期の時間」というものは、多大に影響があるのだなぁ…。
と思った今日の自習時間。

ちょっとした事が、その後の考え方や嗜好を決めるというのは、
なんだか当たり前かもしれませんが、怖いなぁとかえるは思います。

何のきっかけで、どんな立場に居る人を好きになるか、分かったものではありません。


貴方が好きな人、何故好きか?と考えた事、ありますか?
      
 
Prev Index Next

Top