平成15年7月19日。
 
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暑いと言い切れるわけではない。
かといって、湿気が無いわけではもっとない。
そんな微妙な時期になると無表情でぐったりしはじめるかえるです。
こんばんは。

かえるには、大分昔に縁が切れてしまった人と言うのが居ます。
一時期毎日一緒に動いていたのですが、だんだんと疎遠となり、
気がついたら、まったくと言ってよいほど連絡が取れない状態になっていました。

周囲の人に聞いても、誰も連絡が取れていない状況。
そして、誰も取りたがらないという状態。

そんなに悪い人ではなかったのですが、どうしても変えられない癖があった為、
周囲の人とも疎遠になっていたみたいなのです。

どうしても変えられず、それによってしょっちゅう問題を起こす。
そんなどうして良いか分からない癖。
その人には、そんな癖がありました。

「常に自分の友達が居なくならないか、恋人が居なくならないか過度に心配する。」

それが、その人の癖でした。

誰か自分より良い人が現れて、友達を取ってしまわないか、恋人を取らないか…
と日々脅えて暮らすような。

そんな気持ちが常にあるために、人をひたすら束縛しようとするような…。
そのような行動に困った人が、距離をおこうとすると、今度は全力で傷つけるような
行動をとってしまい、余計人はその人から距離を置こうとしてしまう。

そういう行動が、目に付く人でした。

当時のかえるも「他の人と遊ぶのであれば、嫌い」と言われてしまい、
とっても途方に暮れた記憶があります。

その人が嫌いな相手でも、かえるは好きであるというのが有って問題ないと思ったのです。
そして、その逆も。

けれども、その人はかえるの案の方向には興味を最後まで示さず、
自分の気持ちを最優先させる方向で居なくなってしまいました。

そんな人の事を最近つらつらと思い出していて、ふと思うことが有りました。

その人は、友達や恋人を信用していなかったのでは?と。

例え嫌いな人と遊んでいても、友達は自分から離れない。
自分より魅力ある人と恋人が会っていても、恋人は自分から離れない。

そう思えることが出来たのであれば、もっと相手を束縛せずに居られただろうな。
そう、かえるは思うのです。

大切な友達、大切な恋人。
もしも、相手のことが大切であるならば、もう少し信用してもよかったのでは。
と、かえるは思います。

信用に値する人。
信用できる人。

もっと増えたら幸せです。
      
 
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