平成15年10月6日。
 
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余りの寒さに初冬のコートを引きずり出してお出かけしたところ、
気がついたら赤いシミが発生していました。
コートの吐血ではなければ、きっと赤ペンのシミなのだろうなぁ…
としょんぼりしたかえるです。
こんばんは。

論文をかちかちと書いていたり、ぺけん。のまじめ文章を書いていたりすると、
突発的に本や資料や論文が必要になったりします。
あらかじめ資料を集めていても、「あともう一歩!」と、資料が必要になったり、
思っていたのとは真逆の資料が欲しくなったりするからです。

前者の論文は、一つの論文につき、10−50冊ぐらいの勢いで資料が居るのですが、
ぺけん。用の資料であっても、「果たして今知っている知識はあっているのか?」
と一度思ってしまうと、恐怖で頭が凍るため、
だいたい、一つの事象につき、数冊の本を買って調べる事があったりします。

…月いくらかかるかは、見ないふりをしています。

と、毎月毎月凄い勢いで本を買ったり借りたり、
欲しい資料の為に学会に入ったり、紀要を取り寄せたりしていたのですが、
今回、とうとう限界がきました。

とある資料が欲しくて仕方が無いのですが、
かえる以上の学歴でないと入れない学会の資料(学会員でないと購入不可)だったり、
かえるとは全然知らない、遠くの大学の紀要であったりと、
色々な意味で入手困難を極める資料が、大量に必要になってしまったのです。

かえる、唐突にピンチになりました。

学会に入れば済む資料は、入れば良いですし、
購入する事ができる資料は、お小遣いから捻出すればよい話です。

けれども、絶版の本や、入手するのに制約の有る資料というものは、
一介のかえるでは、なかなか集める事が出来ません。

と言うことで、「どうしようーどうしようー」と困っていたのですが、
よく考えたら、かえるは一応学校の図書館が使える立場です。

高校以上の図書館は、必要に応じて他の学校から本を取り寄せたり、
資料請求をしてくれたり、ついでにコピーを貰ってくれたりします。
別に学会員になったり、貰いたいが為に大学に入る必要はありません。

大喜びで「欲しい本リスト、資料リスト」を持って図書館へ走るかえる。

図書司書のお姉さんに事情を話し、2人して必死で検索をかけ、
「お願い書類」に記入。

…。
最終的にお願いした資料は22件分と、いきなり新記録を樹立。


…。
なんだか、ハロウィンにお財布を取られるよりも、
資料にお財布を根こそぎ奪いとられてしまいましたが、これも資料のためです。

当分、おやつ抜きで生活しようと思います。

よよよよよよ。
      
 
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