平成15年12月26日。
 
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人生にへこたれたり迷ったりすると、朝まで寝付けずぼんやりとした後に、
必ず出かけるお茶屋さんがあります。
そんな場所でえれえれと毒を吐いてきたかえるです。
こんばんは。

いつ行ってもあんまり混んでいないお茶屋さん。
半分常連と化してしまったので、勝手にコートをかけ、席に勝手に座る。
珈琲豆を必死にごりごりしているマスターをぼんやりみつつ、
「必死に珈琲豆をゴリゴリする人ってかっこいいなぁ」と呟いて遊んでみる。

そんな、ゴリゴリという音と、珈琲が入る音と湯気。
そういったお茶屋さん独特の場にうっとりとしていると、マスターに突っ込みを入れられました。

「で、今日はどういったものをお望みで?」
「?」

どうやら、人は悩みがある時はカウンター席。
悩みが無い時や、人待ちの時はテーブル席を好む上に、
いっぱいいっぱいの悩み持ちの人は、人が一生懸命珈琲豆をひいている時でさえも、
「なんかかまえー」というオーラを出すので分かりやすい。

との事でした。

と言うことで、必死でひいてくれた珈琲を飲みつつ、「かえる的人生の分岐点」について、
てりてりとお話をしてきました。

今までのこと。
今のこと。
現状の事。
そして、現状の問題点。
考えられる、解決策。
妥協できる点。
妥協できない点。
知り合いから見たそれらの点。
今からのこと。
そして、それにいたる過程と課題。

色々うにうにとお話をして。
その中から、これらの事を抜粋して、「さっき言っていた事と今言っていた事」の差を無くして。
そうやって、自分の感情と現状と解決法を一つ一つ探っていって。

お茶でお腹をほこほこにしながら。
マスターがやっぱり必死に作ったスコーンを破壊活動しながら。

ついでに、紙と鉛筆で必死にそれらを箇条書きにしながら。

そうやって、お腹と心をほかほかにしてお家に帰った頃には、
お茶屋さんに行く前の「人生降りたいぐったり感」は綺麗さっぱり無くなっていました。

お茶と珈琲と人生の先輩は、
かえるの人生に欠かせないものです。

無いとあっという間に人生の栄養欠乏症です。
      
 
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