平成16年5月4日。
 
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人前で滅多に飲まないくせに、一度飲み始めると大変なことになる
と最近自覚しはじめたかえるです。
こんばんは。

「5年しか寝かしていないお酒なんだけど、色が良いんだよ!」
との魅力的な言葉に誘われて、お酒を飲みに行ってきました。

原酒を蔵元から仕入れ、それを自分の所の樽で熟成させる。
という珍しい作り方をされた、加水されていないお酒の封をあける瞬間に
立会ってきたのですが、
香りといい、まろやかな色といい、アルコール分と比較しての辛味の無さと良い
文句なしのおいしいお酒に、かえる、めろめろになって帰宅しました。

閑話休題。

人はお酒を飲むと、まず、「気分が高揚する」「食がすすむ」などの、
緊張感や日々のストレスをほぐすかのような効果が表れます。
食前酒があまりアルコール度が高くないのは、この効果を狙ったものだ
とも言われています。
さらに飲み進めていくと、「声が大きくなる」「足元がふわふわしてくる」等の
ほろ酔いから、「泣き始める」「笑い始める」「愚痴を言い始める」「凹んでくる」
あまつさえ、「触りたがる」「普段抑えていた事象への欲への抵抗力が落ちる」等の
手がつけられない状態を経て、「酔いつぶれる」へと移行するのが通常です。

時々、飲んでも飲んでも顔色が変わらない。
胃の限界がお酒の限界という方もいらっしゃいますが、深くは考えない方向で。


という事で、そのお酒を中心に美味しいお酒と美味しいサイドメニューを堪能したかえる、
気がついたら朝を自室で迎えておりました。
ちゃんとお化粧も落とし、スキンケアもした形跡を見る限り、
きちんと帰宅し、きちんとお風呂にはいり、きちんとパジャマに着替え、
それから眠ったと推測できます。

・・・推測したいのです。

けれども、この枕元にある紙切れ数枚が、その推測は違うということを裏付けています。

・・・。
・・・・・・。

とても不思議な事なのですが、
かえる、ある一定を過ぎて酔っ払うと「変なお話」を作り始めるらしいのです。


証拠1
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今日はおりしもこどもの日前日。
必死で売られている柏餅にかえるはいたく「かわいそう」とでも思ったらしいのです。

そんなかえるの「今日の酔っ払いお話」の主人公はかしわもちん。

これ。
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どうやら、彼には兄弟がいるみたいです。

これ。
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ちなみに、かしわもちんは晒し餡、くさもちんは粒あんみたいです。
よくわからない所だけ設定が凝っているので、読み返すと面白いです。
・・・多分。

と、色々こちゃこちゃと書いてあるものを見た限り、分かった事は、
主人公:かしわもちん。
でも、途中(子供の日)を過ぎると、主人公はくさもちんに取って代わられる。
目下の敵は自身を食べる子供。
けれども、真の敵はようがしんらしい。
でも、お互い攻撃などせず、自滅を狙うらしい。
冷蔵庫んは、洋菓子達の味方。
ということは、最終回は和菓子職人と洋菓子職人の一騎打ち?

こんなどうしようもない話を、よる夜中、寝る前に必死になって描くよっぱらいかえる。
とてつもなく酔っ払いにもかかわらず、でも必死。

朝になってその紙を見つけるたびに、「同じタイプの酔っ払いはいないだろうか」
としみじみとしてしまうのです。

いるかなぁ・・・。
      
 
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