平成16年6月15日。
 
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久しぶりに色んな人とお話が出来て、
至極ご満悦のまま一日が過ごせたかえるです。
こんばんは。

「気持ちや意見と言ったものを交換するツール」というものが、
一体どのぐらいあり、それぞれの利点と欠点は一体何だろうか?
と考えた事があります。

かえるが考える事が出来たのは、

実際に会ってお話する事。
電話でお話する事。
手紙やファックスで気持ちを伝える事。
メールや携帯メールで直に伝える事。
そして、ネット上のツールを使ってお話や気持ちを伝える事。

の5種類ぐらいだったのですが、
やっぱりそれそれ、
利点:表情、身振り手振り、実際着ている服、態度が分かる。 欠点:時間が合わないと大変
利点:声が分かる 欠点:声以外の情報が少ない。
利点:文字の上手さ、文章の運び方でどんな人か読み取りやすい 欠点:手書き文字情報しかない。
利点:すぐに送れる、読める 欠点:文字情報しかない
利点:色んな人に気持ちを伝える 欠点:感情を通わせる大前提が食い違う事がある。

と、最初のうちは考えていました。

確かに、対人関係心理学やパーソナリティ心理学、インターネットの心理学等は、
上記の「気持ちを伝える事」をこんな風に定義していたのですが、
かえる、最近もう少し足せるのではないか?と思うようになりました。

お友達になった後でも、感情を通わせる前提(同じ言葉でも育ってきた環境で誉めにも貶しにもなる)
が合った後でも、何故かインターネットや携帯、メール媒体で気になること。

これは、「その場のノリで発した言葉」というものがなぁなぁで取り消す事が
しにくいという特徴がある気がするのです。

お手紙、ファックス、といったものは大体送る前に見直しをしたりしますし、
手で書くと偉く時間がかかったりするので、夜中に書いたラブレター以外は、
あまり、感情的な文章は書きません。
書いたとしても、大体出す前に「やっぱりやめた」と出さないという選択が可能です。

けれども、ネット上の掲示板、チャット、果てはサイトの更新に至るまで、
「かきあげて」から、他の人に見られてしまう「反映」までのタイムラグといったものは、
非常に短い時間になってしまいます。

・・・次の日、われに帰って「やっぱり変えよう」と思っても、
それまでに他の人に見られなかったという保証も、
見た人がその文章を覚えなかったという自信も全くありません。

チャットや掲示板にいたっては、最近はボタン一つで保存可能なので、
後から何度だって読み返すことが出来ます。

その時のノリやその書き込みをするまでの個人的背景(感情的になっていたりすること)
が、文字に置き換えられ、更には保存、後日読み返されるといったことで、
たとえ、「感情的な事から端を発した事柄」であっても、
意見として固定されてしまいがちなのです。

そして、一度「あの人はこういった」と言われてしまったら最後、
その文章を盾として言いつづけられる事も。

ネットコミュニケーションというものは、大層便利なツールです。
距離も言葉も前提条件が違う人達とだって、気合と根性と機会があれば、
お話したり知り合うことが出来ます。

けれども、今までのコミュニケーションツールと違って、
お友達になるまでの道のりが、えらく速いので、
「一度口に出したことは、殆どの場合取り消す事が出来ない」、
「一度誤解されると、物凄く誤解を取り除きにくい」といった、
特徴すらも持ってしまうのではないか・・・とかえるは思うのです。


良い感情であっても、悪い感情であっても、口に出した瞬間に意見として固定される。

便利で、長い期間扱っているからと、そのことを忘れてしまっていては、
時折ぼっこり空いた穴に、足を取られてしまう危険性が上がってしまうと思うのです。
      
 
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