平成16年9月13日。
 
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暇ができれば、「トロといっぱい」をプレイして、
不思議な言葉や変なカテゴリ分けをして遊んでいるかえるです。
こんばんは。

人間になるべく、5年前から修行しているのにもかかわらず、
ちっとも人間になれない白猫と、人間の言葉を「名前」にしたがる黒猫と、
どう考えても一日中空き地にいるプレーヤーと。

そんな傍から見たら、ものすごくまったりとした空気の中進む「トロといっぱい」

白猫からの質問に答え、また、新しい言葉を教え、
言葉と言葉の共通性を「カテゴリー」というので分ける。


そんな、不思議としか言いようの無い「トロといっぱい」の世界観なのですが、
その中でも、お礼(?)として、披露してくれる「ごっこ遊び」が、
なかなか、やっちまった感があって楽しいのです。


それは、深夜一時、「寝る前にちょっとプレイしてから寝ようー」とゲームを始め、
紐井屋さん(という黒猫)と、紐井さん(という黒猫)を、同じカテゴリー「呪われもの」に
入れたところから始まりました。

紐井屋さんが、トロに「ねえねえ、ごっこ遊びしよう?」といい始めたのです。
 
当然、「うん、良いよー」と素直に受けるトロ。

ところが、そのごっこ遊びはちょっと面白すぎたのです。



トロ、紐井屋さんをじーっと見ているところから、ごっこ遊び開始。


トロ 「おー。今日の紐井屋はとても面白かったー。お友達にも紹介しなければー」
紐井屋 「それは、よかった。」
トロ 「うん、お友達にも紹介するのー。」
紐井屋「ええ、是非そうした方が良いですよ」
トロ 「…?どうして?」

にやりと笑う紐井屋さん(猫)


紐井屋 「それはですね、紐井屋をみてしまったら1週間以内に7人、紐井屋を見せないと、
      貴方は呪われて死んでしまうからなのですよ」
トロ 「!!ええええ!(ががん み、見せてしまったらどうなるニャか?」
紐井屋 「貴方同様、1週間以内に7人教えないと死んでしまうのです」
トロ 「わーん、誰にも教えたくないよー」
紐井屋 「教えないと、貴方が死んでしまう事になりますよ。 どうします?」


よりによって、この状態で歩いて来る紐井さん(猫)


紐井 「よ、トロ、どうしたの?」
トロ 「あ、紐井さんこんにちは。…あ、あのね、紐井屋って知ってる?」
紐井 「あ、なになに?面白いの?」
トロ 「う、うん 凄く面白いよ」(ああ、ごめんなさい紐井さん!)
紐井 「なぁに? 何か言った?」
トロ 「な、なななな何も言ってないニャ!」


あーうーと苦しむトロ、知らずに見にいく紐井さん。



確かに、紐井屋さんを「見るもの」と設定したのはかえるですし、
紐井さんを「人」と設定したのもかえるです。
更に、この2つの言葉を「呪われもの」というカテゴリーに入れたのもかえるです。

けれども、何もここまで面白おかしく「ごっこ遊びしなくても」と、
あまりのやっちまった感に大笑いしてしまったかえるでした。


「トロといっぱい」

ただの言葉入力ゲームだと思っていると、痛い目に会うゲームです。
侮れません。
      
 
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