平成16年10月28日。
 
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流石にこの手の「怖いよシリーズ」が増えてきてしまうと、
ちょっとどころか、本気で困ってしまったかえるです。
こんばんは。

唐突ですが、かえるは傍から「お姉さん」な年頃になっても外見が20になりません。
どうしようもなく大人に見えない外見のため、夜中に歩くといまだに補導されかけます。

そんな、小さい頃からまったく大きくなれないかえるですが、
この体型から大層損をしていることがたびたびあります。

誘拐未遂が数回、もって行かれかけたこと数回。
また、「かえるさんはこういうのが似合うよ」と、
とてもえらいお洋服や、高価な物を送られたこともあります。
殆んど面識のない方からされると、本気でびっくりします。
まず、どうやって住所を特定されたのかが真剣に気になります。

ぱっと聞きは、「人気者だねー」と言われてしまうのですが、
これらの行為、非常に怖かったりするのです。

相手はかえるの事をとても良くご存知です。
でも、かえるは「以前お会いしたことがあるかもしれない」という感じです。

そんな方がある日突然、かえるの生活範囲を特定したお手紙を送ってきたり、
かえるが出入りしているお店を詳しくお話してくれたり、
時には、お家の近所をふらふらされたりします。

頻度によっては「お願いですからしないでください」とお願いするのですが、
大概の方が、「だって、好きだからもっと知りたかったのです」「喜んでくれると思ったのです」
と言われます。

重ねて言います。
怖いのです。

知らない方から急に声をかけられ、もっていかれかける恐怖。
お洋服や思考などを強制される恐怖。
日記がその方の好みに合わない場合、「そんなのかえるではない」と言われる恐怖。


最初の頃は、ぺけんを辞めてしまえばよいのでは?とも思ったのですが、
良く考えたら、ぺけんを始める前からこれらのことはあったので、
やめる価値を見つけることは出来ませんでした。

自分の好きな人の事を、もっといろいろ知りたい。

その気持ちはかえるだって良くわかります。
かえるも、好きな作家さんが住んでいるところが分かったら嬉しいですし、
ご一緒する機会があったら天にも昇る気分です。

けれども、それがしたいがばかりに、色々調べすぎてしまったり、
それを元にご一緒を強要してしまっては、相手の方にご迷惑をかけてしまいますし、
それで作品を書くのがやめられてしまっては元も子もありません。


関心を持っていただけることは非常に嬉しいです。
けれども、あまりにもの過度な期待で、生活が出来なくなるまでの関心を向けられると、
かえる、困ってしまうのです。

あれです。
かえるにも人様に知られたくない生活の裏側がありますよー、という奴です。

聞けば、かえる一人だけの問題ではなく、
かえるのお知り合い方も同じような悩みを抱えている場合があります。

中には、「お家を突き止められたのでしばらくホテル暮らし」と苦笑されている方も
いらっしゃいました。

お友達になるのには何の異存もありません。
ただ、あまりにも急にどーんと来られると、こちらはびっくりしてしまいます。
ゆっくりと、距離をとってくださると、非常に嬉しいのです。

最近、そういう事象が増えすぎて、激しく困ってしまうようになりました。

かえるは、お仕事先でもかえるで通じますが、
知らない方から「かえるさんいらっしゃいますか?」と言われるほど、
かえるでお仕事しておりません。

あうううううう。
      
 
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