平成16年11月30日。
 
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作ってみたいと思い立った瞬間、一ページのために雑誌を買ってしまい、
後でこそこそと切抜きをするのが趣味になりつつあるかえるです。
こんばんは。

最初のうちは「あれも出来ない、これも出来ない」と悩むのだけど、
そのうち、得意なものが増えていく。
一定以上できてしまうと、それ以上のレパートリーが増えなくて、
またまた困ってしまう。

ということで、一人暮らしもそろそろ片手で足りない年月に突入したかえる、
新しい料理というのに飢えてきました。

元々、お菓子の学校に通いたいぐらいお菓子だけは作っていたので、
レシピさえあれば食べられるものは作れます。

けれども、毎日毎日作っていると、なんとなく作るものが固定化するのも実情です。
おかげで、雑誌を読んでいても「こんな料理の作り方」のページを読むのが
大層楽しみになってきました。

そんなときにふと見つけた「切干し大根のレモンあえ」という不思議な料理。

切り干し大根=出汁で煮る という単純思考のかえるにとって、
レモンであえるというのはびっくりです。

とりあえず、何回か作ってこなれることにしてみたのですが、
これが意外と楽な上に楽しいことに気づきました。

基本が、切干大根、お醤油、砂糖、ごま油、れもん、お酢、昆布
だけの料理なので、いくらでも変化可能なのです。

切干大根だけではなく人参を入れても綺麗ですし、
鷹の爪を入れれば、辛いあえものにもなります。

大根を水で戻す段階でも、最後にお湯を入れてからぎゅっと絞った方が、
油やお醤油を含みやすくなってくれますし、
お湯の代わりに出汁の中につけても美味しかったです。

だしも、昆布やかつおぶしだけではなくて、鳥がらにしても意外といけるかもしれません。


お菓子と違って、配合を変えてもなんとなくいける料理達。
この材料はこれで作るの! という固定概念さえ捨ててしまえば、
まだまだ美味しそうなものが食べられそうだなぁと、ましましと食べつつ思いました。

レモンのおかげで口内炎もばっちり治って幸せです。

ましまし。
      
 
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