平成16年12月22日。
 
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気持ちや感動。
そんな「何か」を伝える為にある言葉。
けれども、あまりの感動の場合、適切な言葉が出てこなくてもがき苦しむかえるです。
こんばんは。

「香り」という形にならないものを、形にして表現する香水瓶。

作り手がその香りをどう捉えるか? によってどのようにでも変化できそうな形ですが、
どの香水瓶を見ても、「こういう香りなのだろうか?」と楽しく想像できるような、
持っているだけで幸せになれるような、そんな形にデザインされている香水瓶。

そんな、同じ香りであっても、香りのランクによって変わってしまう香水瓶なのですが、
最近、形に一目ぼれした挙句、ほぼ毎日サイトに通って見ほれてしまうものが出来ました。

ゲラン という化粧品屋さんの、 サムサラという香水瓶。

ゲランは、それだけでコンビニで売っている様な小さくて可愛らしい化粧品を、
棚買いできてしまうぐらいの偉さなのですが、
偉い分だけあって、それはもう可愛らしさ、綺麗さが芸術の域に達しているものが多いのです。

その中での、香水瓶。

けしてくすまないと願ってしまうような、綺麗な赤。
曲線で構成されていないのにも関わらず、女の人のぽてりとした唇のような瓶。
よく考えたら、ガラスで出来ているのにもかかわらず、
どこからどう見ても曲線で、暖かいに違いないと思わすのは流石です。

香水瓶のくせに、セクシーったらありゃしません。
色っぽすぎます。
ずるいです。

あんまりにも偉い香水なので、試しに行くことすらかなわないサムサラ。
恐る恐る試してみて、万が一イメージと違ったら、凹んでしまいそうなくらいの形。

部屋に置くだけで、華やぐようなイメージがあるのにも関わらず、
でも、けして部屋にはなじんでくれないに違いない香水瓶ですが、

そんな香水瓶に、かえる、恋焦がれてならないのです。


本当に、成熟した大人しかもてないような、壮絶な色気のある香水瓶なのです。

ほぅ。
      
 
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