
○
冬といえば雪です。
でもそれだけだと寒くて仕方がないので、温泉とかもよいかもしれません。
ということで、クリスマス明けにも関わらず温泉に行ってきたかえるです。
こんばんは。
唐突ですが、かえるのお家の鍵は、複数人が所持しています。
かえるだけ持っていた場合、家で遭難、難民になった場合救いが待てませんが、
誰かが持っていた場合は、必ず誰かが捜索活動をとってくれます。
ちょっとプライバシーにかける家ですが、それでも生きていく気力には勝てません。
かくして、かえるのお家は朝だろうが夜だろうが、誰かが乱入する家になっています。
とは言っても、普通は早朝夜中には遠慮して来ないはずです。
にも関わらず、早朝から「ほらー出かける約束したから起きようねー」「車に乗ったら寝ていいよー」
などの甘言を用いて朝から車に乗せた挙句、気がついたら山ばかりの場所に居るというのは、
心臓に悪いです。びっくりです。
寝起きが悪いので、きちんと起きた頃には出雲に居たということもあるくらいです。
びっくり度合いからいえば、朝枕元にもったいないお化けが座っていた以上にびっくりです。
…ということで。
朝、「ほら、約束したでしょうー。遅刻するよー」と起こされて車に放り込まれ、
気がついたら、箱根に居たというのは非常にびっくりしました。
起きた瞬間、「今から美味しいパンのある場所に行こうねー」といわれても、
わけが分かりません。
パンだったら、近所のパン屋さんでも十分です…。
と、朝から本当によく分からず「あわわわわわ」とひたすらつぶやいていたかえるですが、
数日前からお約束していた人たちと、一泊で箱根まで温泉につかってきました。
証拠写真。
何故か天井から魚(食べかけ)がぶら下がっていたり、
あちこちにオブジェがお茶を飲んでいたり、温泉にも関わらず滑り台があったりと、
不思議でたまらない温泉でしたが、非常に面白く、また温まりました。
が。
2日目に、「ちょっと寄ってみようかー」と寄ってみたホテルが妙でした。
一言で言えば、「お湯屋」さん。
階段の手すりという手すりに、竜が宝珠加えて絡まっていたり、
猿と蛇がにらみ合いの末、固まり放題に固まってしまったり、
と、どこから2頭身のゆばーばが生えてくるか分からないくらいの
贅沢なつくりのホテルでした。
ホテルのスタッフも全員きびきびと動いているところは素敵でしたし、
雹が降ろうが、雪になろうが、それでもざくざくと指示を出すクロークの人も、
「急いでます!」という雰囲気を出さずに、働くという素敵具合。
怖いゆばーばはどこにも見かけず、「こんなお湯屋さんだったら泊まってみたい」
と思うぐらい、それは素敵なホテルも知れた、温泉旅行でした。
この場所をまーっすぐ行ったところにある、赤じゅうたんの引いてあるホテル。
働きに行くには大変そうな場所ですが、お客で行くには十分楽しそうです。
わくわくです。
|