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大体花瓶の中に花を生け続けているのですが、
一気に100本というのは、本当に見ごたえあるなぁと思ったかえるです。
こんばんは。
去年の年末、お友達から「お花、いりませんか?」と、
お話を振られたことがあります。
元々1〜2週間の割合で花を購入し、部屋で堪能していたかえる、
「丁度花瓶が空いているので、嬉しいですー」とお返事したのですが、
2週間後に届くということで、すっかりと忘れていました。
かえる、両性類頭なので、難しいことは長期覚えていられないのです。
と、そんなぼんやりしていたところ、
2週間後に大きいダンボールが届きました。
かえるの肩幅なんかをぶっちぎって長く、腰よりも高く、
抱えるのがようやくなくらいの大きいダンボール。
見ると、高さが足りなかったのか、ダンボールの方も無理やりに
高さを補充してあります。
何かよく分からないけど、大物です。
ちょっとびっくりしつつも開けてみたところ、
それは大きなバラの花束でした。
赤いバラはもちろんなこと、
白、黄色、ちょっと変わってクリーム、紫、濃紫、
中はピンクなのに外は赤い、リバーシブルタイプな奴、薄緑色。
と、種類豊富に各種取り揃えて100本。
それが、ちょっと間違えたかのように、ぎっちりとダンボールの中に入っていました。
重さによろめきながらもダンボールから出し、棘にささるだけ刺さりつつ花瓶に突っ込む。
運良く、手持ちの花瓶に100本全部入ったのですが、
それからというもの、1日に2−3度ぐらいの割合でお水をつぎたし、
水揚げ大競争に負けた花を撤収し、水につかりそうな葉っぱを回収しと、
ちょっと、一般ご家庭では体験できないような、
お花との戦いを強いられてみました。
毎日しんとした空気の中で、むせ返るような花の香りに包まれているお花屋さんは、
やっぱり、まいにち毎日のお花との戦いがあるのだなぁと、
実感させられた2週間目でした。
現在、バラ70本ぐらい。
まだまだ、あまやかな香りを撒き散らしつつも、手入れを要求してくれます。
流石バラ、手間が他の花よりも何倍もかかります。
えらいです。
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