平成17年4月8日。
 
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例えどんなに枚数を描いても、メモ帳を立ち上げなければ絵日記が進まないことに
遅まきながら気が付いたかえるです。
こんばんは。

ひたすら本を探し出し、頭の中の地図に「こんな本があった」とメモを付け、
本に触って知らない世界に行ってみたり、綺麗なステンドガラスをうっとりと見つめたり、
やたらと毒が混入していそうな背高きのこに、いく手を阻まれたりと、
立派に異世界旅行を堪能していました。

あんまり綺麗かつ誰も出てこないと、本当に知らない世界をふらふらしているみたいで
とても心が浮き立ちます。

ただし、そうやってふらふらしていると、正しい本や順路が見つからなかったりします。
あと、道も。

基本的には水が豊富にある世界が多いので、渡されている板の上をおちないように渡るのですが、
時折、ジャンプしないと渡れなかったり、近くにあるレバー操作をしないと渡れなかったりと、
日本でやると、確実に他人のお家に無断侵入並のひどいことをやらないと進めない事があります。

おかげさまで、かえるが持っている「たとえ人目が無くてもやってはいけないだろうリスト」
である、柵が立っている場所でさえ、「入れるかな?」とごそごそと入れるようになりました。
ゲームの中では。

そんな、柵を見つければ柵の破れ目を探し、
なんとなく上がれそうな場所ではひたすらジャンプを繰り返し、
蛍の群れを見つけたら、一目散に突入しないと進まないゲーム。
そのゲーム中にて、レバー操作をしても、ジャンプをしても、何故か全く進めない薄い扉を見つけました。

当然努力はしました。
それをどうにかするのに、半日ぐらいうろうろしたぐらいです。
が、にも関わらず開かない扉。


…。
こういう非常事態の時、子供やテレビに出てくる警察の方は体当たりをしたりします。
あと、腹が立ったときにも対象に当たるのは効果的です。

ということで、薄い扉の前に立ち、ちょっとだけ助走のために後ろへと下がる。
勢い良く走りだしつつ、ジャンプでけりを入れてみました。


ばかん。


…。
世の中、まさかと思うことが通じることがあります。
壊れかけた電子機器を叩くと何故か治ったり、
物を落としそうになった瞬間、思わず手を出してキャッチしたり、
腹が立ち、その対象に八つ当たりをしたというのが大正解で道が出来てしまったり。

…。
MYSTシリーズは、万人受けこそしませんが非常に良いゲームです。
大人よりも子供に解きやすく、図と地の微妙な限界を追い求める非常にストイックなゲームです。


ただ唯一の問題は、あんまりやりすぎると問題解決が力技になりそうだという現実です。
ちょーっとだけ、むっと来ました。

がこん。
      
 
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