平成17年5月22日。
 
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色んな会社や仕事場や部室に「お菓子買出し係」があるように、
かえるのところにも、「お菓子買出し係」が回ってくるかえるです。
こんばんは。

簡単なおつかいものなら、坂角。
小さい子供がいるのであれば、割と大きめで味のはっきりしたお菓子。
年頃の子供より上の女性が多めの場所であるなら、小ぶりで凝ったお菓子。
洋菓子に興味が薄い年代なら、ちょっと外れの和菓子屋さん。
少しだけあるといいよね。 という年代には、電車に乗って上野まで。


と、年代や場所にあわせて変わってくるお茶菓子ですが、
かえるの場所において「お菓子」とは、上の人のご機嫌を取り、
仕事をさせ、ちやほやさせる為だけの物体と成り果てます。

したがって、お菓子を買い間違えたら最後、「だって、お菓子違うもん」という
子供でもいわないような駄々に付き合わされる羽目になります。
大変です。

けれども、気をつけていたとしても、やってしまうときにはやってしまうのです。

上の人が好きなのは柚子もち。
ほんのりと甘いぎゅうひの中に、柚子独特の香りがふんわりとする一品です。
個人的はウーロン茶よりも、煎茶や玄米茶でいただくと美味しい気がします。


けれども、かえるが好きなのは「とこよ」。
柚子の皮を薄く切り、ハチミツにつけてゆっくりと甘みをつけていった御菓子です。
わりあいに柚子の刺激が強いので、少し食べるだけで満足するので、
冷たい玉露や冷たい煎茶、麦茶なんか食べると幸せになれます。


取り扱うお店は違えど、器は両者陶器の柚子という間違えやすい商品。
おまけに両方良く買いに行くので、「どっちが足りない」という認識が難しく、
閉店ぎりぎりに買いに行くと、どっちを買ってよいか一瞬悩むほどのものです。


というわけで。
次の日に柚子餅を買いに行くまで、「柚子餅ないから仕事できないー」と
ぷちぷちと本当に仕事をしない上の人を、なだめたりすかしたり脅したりしながら
一日を過ごすというのは、本当に大変だということを再学習しました。

アメとムチ。
ムチの方が偉そうだと思っていましたが、本当に偉いのはアメの方みたいです。

もう間違えません。
      
 
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