平成17年5月30日。
 
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おぼろ月夜だったり、全く見えなかったりと、見えること自体が貴重な
梅雨時期の月。
一度気になり始めると、今日はどうだろうーとうろうろしてしまうかえるです。
こんばんは。

梅雨だから。 と見ないでいると意外と晴れている夜空。
それどころか、梅雨前線がちょっとずれてくれているのでばっちり見ている星空。
すごいなーっと見ていると、あっという間に曇っていく夜空。
月は見えないなぁと思っていると、予想範囲外の場所にぽっかり浮かんでいる月の空。

と、毎日ばっちり見える冬や真夏の空の天体観察も楽しいのですが、
殆どが曇り空で、殆ど晴れた空を見ることが出来ない梅雨時期であっても、
意外とバラエティーに富んだ空を見ることが出来ます。

夜中に無性にお水が飲みたくなり、てくてくと遠出をした時や、
夏に向かって夕焼けの時間が延びているなと感じた時など、
ぽーっと空を見ていると、それなりに結構楽しいものがあるのです。

人待ち中にそれをやると、周囲の人にいぶかしがられますが。

そんな、とても不思議な人と勘違いされますが、結構楽しい空観察。
毎日、「晴れ」「おぼろ月」「厚い雲」とメモをしていたところ、
毎晩寝る前に空をチェックするようになりました。

おりしも珍しく綺麗に晴れた夜。
星もちらちらと見え、「すごいなー」と感動していたその瞬間、
通りを2,3本ぐらい挟んだぐらいの場所から、物凄い音の急ブレーキ音と、
何かにぶつかる激しい音が聞こえました。

その瞬間、あちこちのお家の灯りがばばばっと付き、
いきなり、午後8時ぐらいの家周辺の明かるさになってしまいました。

大きい音の原因だった事故は、どうやら大変な事故でもなかったらしく、
一つ一つと明かりが減っていき、元の静けさを取り戻していったのですが、

いきなりあちこちの明かりがついた瞬間からみえなくなっていく星と、
だんだんと消えていくに従って、見えていく箇所が増えていくという現実に、
物凄くびっくりしてしまいました。

手元で携帯を触っただけで、星の見え方が変わっていくとは学んでいましたが、
家の明かりの星の消し方はその比ではありませんでした。

当たり前といわれれば当たり前なのかもしれませんが、
何事も自分の目で見るまでは、実感することが出来ないのだなぁと、
しみじみと学んだ一晩でした。


急ブレーキ、一体なんだったのだろう…。
      
 
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