平成17年10月13日。
 
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連日の寒さに、だんだんと真顔で冬眠について調べたい衝動に駆られてくるかえるです。
世の中、どうしてあんなに寒いのが平気なのかがさっぱり分かりません。
さむいよう。

暑い夏には出来なくても、寒くなればなるほど可能になっていくのが、チョコレートの持ち歩き。



今、全力で「いや、何か違う」と思われた感がばっちりなのですが、
あまりの寒さに、がっくりとやる気がそがれたときに食べるチョコレートは、
かえる生活上とても必要なものなのです。

朝からチェリーウイスキーのボンボン。
おやつにチョコレート屋さんのキャラメル。
夕方帰宅する前に、アフターエイト。
と、熱いお茶。

血糖値よりも体脂肪が気になりそうなチョコレート尽くしですが、
食べないと笑えないほど寒くて泣きたくなるので、人生いたし方がありません。
ええ、後は養命酒を小さいボトルで持ち歩くという次点もありますが、それだけは嫌です。
まだ若い生き物で居たいのです。


という本気で切実な都合で、ご飯よりもチョコレートで生活しているのですが、
毎日大きい箱で持ち歩いていると、そこはかとなく駄目カエル感が漂う気がして良くありません。
運が悪いと、電車の中でべこべこになった箱とご対面です。

さりとて、1日食べる分だけ持ち歩くと鞄の中で大迷子になった挙句、
微妙に柔らかいチョコレートを更に微妙な顔で口に入れる羽目になります。
…それもやっぱりとっても嫌です。

いっそ、どこかの偉いブランドが、シガレットケースならぬチョコレートケースとか作ってくれてないか?
とちみちみと探してみたりもしたのですが、そんな冗談みたいなものはやっぱり作ってはくれておず…。


と、しょんもりと日々頑丈そうなチョコレートの箱と共に生活していたのですが、
よーくよーく考えたら、箱ではなく布でも良いことに気が付きました。

幸い、最近の布屋さんは熱を通さない系の布だっけ小売りの対象にしています。
熱を通さない + 水をはじく(汚れがすぐ落ちる) の布を重ねて縫えば、
あっという間にかえる専用のチョコ袋の完成ですし、
不幸にして見つからなかった場合は、皮をちょこちょことつなげば小さいケースにもなりそうです。

…毎日食べる分だけ持ち運べるというパラダイス。

冷静に考えると、チョコレートを食べたり運んだりする算段を考えるぐらいなら、
筋肉量を増やして体温維持に努めたほうが良い気もするのですが、世の中怠惰の方が素敵に決まっています。


皮ケースに、布で覆いをつけたチョコレートケース。
数日後にかえるぷーす等で自慢していたら、「やっちゃったんだな…」と思っていただければ幸いです。


うしし。
      
 
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