平成18年8月15日。
 
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合宿中、最も思っていたことは「お家の布団でごろごろしたい」なる、
ナマケモノまであと数歩のような、ダメな気持ちばかりでございました。
念願かなって帰宅できた今は、ベッドの上で出来ることなら何でも上でやってるかえるです。
ベッドの上、紙まみれ。

鞄を買えば、鞄の中身は崩落寸前。
かといって、小さい鞄では爆発確実。

と、荷物が多いのか少ないのか、旅行が多かったので色々と兼ねてしまいたいのか、
さっぱり分からない荷物生活をしているかえるなのですが、
時折、「どーしてオプションが少ないの!?」 と叫ぶことがあります。

鞄の内側についているちょっとした物入れ。
携帯が入れられたり、手帳が入れられたり、お財布が入れられたりと、
とても便利に使っているのですが、年がら年中折りたたみ傘が入っていたり、
ペットボトルは携帯していたかったカエルにとって、物入れが足りなかったりするのです。


ああ、もっと物入れが欲しい。


それに、女性なら何故か持たないといけない化粧直し一式入れ。
汗と油が出てこない為、殆ど化粧を直さない代わりに、生活薬品が多過ぎるので、
どこに行くにも化粧ポーチは必需品です。

けれども、偉いご飯屋さんでは大きい鞄は入り口で取り上げられてしまいますし、
かといって、「これは化粧ポーチです」なる可愛くないものでは、恥ずかしさで悶えてしまいます。

しかし、「今日は偉いご飯屋さんに行きます」と先に宣言してくれる人とのご飯など、
殆ど無いのが世の現状。
となると、裸化粧ポーチか薬はご飯屋さんを辞した後まで我慢しなくてはなりません。


あああ、普段も使えて格好が付く薬ポーチが欲しい。


会社を辞めて、お店を持ってみたいなぁと思うように、
晴耕雨読をやってみたいと、満員電車で思いつめるかのように、
日常生活よりは華やかで、ハレの日よりは少し地味な「中途半端」な生活雑貨を作る蛙になりたいと、
ついうっかり、思いつめてしまうのです。

鞄も、外側だけはある程度作っておいて、
内布に付くポケットは、普段何を入れるのかを聞いて数を増やしたりしてみたい。

化粧ポーチも、最近出ているファンデーションの大きさの平均を出して、
すっぽりと所定の位置にしまえるような楽なものを作りたい。

完全オーダーなら、どの鞄に入れて、普段どの化粧品やアトマイザーなのかを聞いて、
一つ一つきっちり作って行きたいし、手持ちの鎖を付けられるようにしたい。

奇をてらわないけど、中途半端な生活のもの。
もし、さっぱり生活に困らない生き物であるならば、そういう中途半端なものになるのも、
そこはかとなく楽しそうです。


なってみたい。
      
 
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