平成18年11月22日。
 
Picture
○
うっかりと購入してしまったエッシャー展。
ようやく時間を作って見に行ったかえるです。
あれは、模写でも描けない。

正方形が、ゆらりと溶けたかと思う白鳥になる。
白鳥は、空に溶けたかと思うと黒鳥へと変化する。
一体、どこから崩れていくのか、それとも変化が終わるのか、
よくよく見ると変化していく版画は、一枚たりとて同じピースが無いのが特徴。


規則性の絵。
一定のリズムを持った変化。

ということで、のこのこと見に行った展示会だったのですが、
主にかえるが見知っているのは、中期から終末の発表作。

初期から中期の細かな線の集合の版画や、でっかい眼鏡を装着しての制作に、
「ここまでしても良いのだなぁ…」と感動しながら見ていたのですが、
中に、運命としか言いようの無いような素敵な一枚がありました。

学名:pedalternorotandomovens centroculatus articulosus

日本語で訳すと、舌をかんだっきりさっぱり読むことが出来ない生物。
6つ足のくせに、頭をくるりとまげては目玉を軸にしてくるりくるりと回る。

どう見ても人の足にしか見えない足なのに、指は4本。
にも関わらず、口はどう見てもセミのそれ。

くるりと回っては、するりとほどけ、てくりてくりと歩いてはくるりと戻る。

可愛いのか、可愛くないのか。
学名がやたら長いのはわかったのだけど、一体これは何を食べるのか。
そもそも、進化の過程でどの生物からはみ出てしまったのか。

さっぱり分からないのにくるくる回っているので、「まぁいいか」とそのうち
諦めに達して一緒に楽しく回りたくなるような見目形。

あんまりかえるのツボを付いた素敵な版画で、今回来られた事を心の奥底から感謝
していたのですが、外のお土産売り場で再びでんぐりでんぐりと再開することに。

エッシャーの版画モチーフを幾つか、フィギアにするとの事だったのですが、
その中にでんぐりでんぐりが入っているとの事。

けれども、でんぐりでんぐりはガチャガチャの中。

全力で小銭を準備し、人数分×2の制限一杯までまわしてきましたが、
魚や胞子のファスナーキャッチャーしか手に入りません。

人気すぎて、フィギアのガチャガチャは既に撤去済み。
ファスナーキャッチャーも殆ど商品が無い状態だったのです。

しかし、そういわれると欲しくて溜まらないのがかえる心。
かちゃかちゃとまわしてはくるりと回し、無駄に回転させたくてたまりません。

というわけで、暴れるお財布を押さえつけ会場限定発売のコンプリートボックスをゲット、
無事、中に入っているパールホワイトでんぐりでんぐりをゲットしました。

全て入っていてコンプリートボックス。
間違いなく授業で使う羽目になるので、普段は一匹幸せに遊ぶことは出来なさそうです。


となると、だまし絵フィギュアがあるお店を一つ一つまわり、ひたすらガチャガチャし、
でんぐりでんぐりが出てくるのを、いまかいまかと待つしかありません。

…どう考えても外聞が悪い気がしますが、でんぐりでんぐりの素敵さ具合を披露するには
それぐらいしか道がありそうにありません。

欲しくてたまらないでんぐりでんぐり。
いっそ、2、3個どこかで売ってないか? とも思ったのですが、
一体どこで売っているのかが分からない以上、手も足もでないのが今の現状。

目がくりりと、手が小さくぽてぽてと。
久しぶりに何かのツボを全力で押しては逃げ去った彼らが欲しくて溜まらず、
今日も身悶えてしております。

一体、どうやったら手に入りますか?
      
 
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