平成18年12月24日。
 
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寒いとコタツにもぐりこんでも良いのか。
ホッカイロとお友達になりつつも外出すればよいのか。
日々、どちらがより後々楽かを考えつつ外出しているかえるです。
ようやく、家っぽくなってきました。

大阪環状線と同じように、東京だって山手線がぐるぐるまわってる。

考えてみれば至極当たり前かつ、一度止まると再開しにくいのも一緒。
ただし困っていたのは、その後に用事が詰まっていたことぐらい。

このまま座席に座り続けていればよいのか、それとも、
地下鉄に乗り換えて目的地に向かったほうが早いのか。

毎回悩むこの命題、今回なかなか決着が付かなかったのは、
隣に座っている人がサンタクロースだったからに他なりませんでした。

真っ赤な服かつ白いふさふさがついているのは、クリスマス頃には何人か見かけます。
けれども、付けまつげと付け髭もついている上に、帽子までかぶっていたら本人です。

そこはかとなく貫禄が無い気もしますが、白い袋も持っていましたし、
何より目が青かったので、かえるの中では本人としました。

オタマジャクシの頃、何度夜中に不法侵入を許したか分からない犯人。
ここでお礼の一つでも言わなければ、なんとなくかえるが廃ります。

というわけで、素敵な英国イングリッシュを真隣なのに耳をそばだて続け、
電車が再開しない事に途方に暮れ続けている事だけは分かったのですが、
流石に今までのお礼としてJRに再開を強要するわけには行きません。
だって、まだ人助けてるってアナウンスしているし。

しかし、全力で横に座っておりますが、かえるだって用事があります。
出来るだけ早く再開してもらいたいものです。


と、興味半分、再開を祈る半分で座り続けていたのですが、
サンタとその一行はかえる以上に困っていたらしく、とうとうかえるに話しかけてきました。


サンタ「すみません、これいつ再開するの?」
かえる「(日本語!?) ええと、まだよくわかってないみたいです。」

サンタ 「?」
かえる 「(定型文以外ダメ?) …ノーバディーノーズ。」
サンタ 「ああ、分からないと。」
かえる 「そうそう。」


ごめん、かえるも定型文以外英語わかんない。


けれども人間、困ったときには片言の言語でも何とかなるようで。
英語、日本語カナマジリの会話で、「6時には目的地に着かないと予約が入っているの」なる、
恐ろしい事実を知ったときには、その分かって無さ具合に全力で凍りつき。

全力で携帯で地下鉄での行き方を検索、メモをサンタに突きつけられたのは、
双方の必死で頑張った成果が出ていた気がします。


何度も不法侵入を許した挙句に、素敵な贈り物を贈ったと言い張っている張本人。
出会ったら最後、二度と贈り物はもらえないらしい生物に、真昼間からあった場合、
はたして今年の贈り物は「出会えた事」ではないか、とほんわかとした一時でした。


…サンタって、予約制だったのか。
      
 
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