平成19年5月5日。
 
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9月も半ばを越えると、目立ってくるのが橙と黒。
やけっぱちのように乗っ取るのに、1日には撤収されるかぼちゃがやってまいりました。
かーぼちゃー。


去年は、延々とマントだけ作り続けて力尽きたカボチャのかえる。
今年こそは、カボチャの頭を作ろうと、
9月に入ってからは時間を見つけては、ちまちまと型紙や顔のデザインをしておりました。


9月は、絶賛寝込み月だったので、本当に毎日ちょっとづつであれば、
いろんな事ができたのです。

そんなこんなで作ったサンプルカボチャでしたが、
ちょうど出来上がった日に素敵な贈り物をいただいてしまいまして。

素敵なものには、何か素敵なものをと思ったのですが、
辺りを見回しても大した物はみつかりません。


せいぜい、かぼちゃぐらいです。



…かぼちゃぐらいでした。


サンプルで、まだザクザク縫っただけですが、
愛だけは要らない程詰まってます。
丁度、夏にマントもプレゼントした方です、快く受け取って下さるに違いありません。
きっと!

いそいそとお手紙とかぼちゃを同封し、素敵な物返しを無事に完了したのですが、
こんどは、送った先にて一部の方にご好評、注文が来てしまいました。


目の前には、丁度縫いかけのかぼちゃ(縫いかけ 。
こうなったら、「かえる雑貨」を作っている都合上、受けてたつしかありません。


隙をみつけてはぬいぬいし、自分の分と発注分を完了、無事発送も終了しました。



が、これで終わらないのがカボチャのカボチャたる所以。

「今年のハロウィンは何を作ったの?」 の声に、
「これ」と写真を見つけたら最後、隙を作ってはちまちまする羽目に陥ること早数度目。


一体一体、顔を変えては作っているカボチャ達です。
愛してもらえるなら、それに越したことはありません。


でも。でも!
出来たら、自分のカエルにはハロウィンまでにカボチャを被らせてやりたくてたまりません。

ミシンで手抜きをしながら作るか、全部手縫いで頑張るか。

微妙に趣味の域を逸脱しはじめつつ、秋の夜長に縫っています。

ぬいぬいぬいぬい。
      
 
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