平成19年8月26日。
 
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ぬるりと、もがくかのように膨れ上がる入道雲と、ひんやりとした病室。
気づくには、少し薄い鉄のさびた匂い。



この夏の間、一体何があったのだろうかと振り返ると、
いつもより、更にゆっくりとした仕事・雑用の数々でした。



睡眠もたっぷりと取り、おやつも込みで、沢山のご飯も食べました。
けれども、日に日に体のあちこちが薄くなり、
体調が悪いせいか、ぼんやりとし続けることが増えました。



とろりとした、悪夢のような1日1日でした。



それでも、毎日どうにかしないと片付くものも片づきません。
色んな人に、助けて貰える範囲で助けて貰って。
お金で解決できることは、解決してしまって。


少しでも体が楽なようにと、甘やかすだけ甘やかして。



どうしてもダメな時はありますし、予想外の方向からやってくるものです。


それでも。
悪夢のような夜中は朝になってしまいますし、
お葬式は粛々と行われてしまいます。


流れていくことと、流れられないこと。


今までとても大変でした。
これからは、取りこぼした分のフォローアップです。






夏休みよこせ。
      
 
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