平成24年7月15日。
 
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7月3週。

缶が好きです。

ひどく貧乏症な話で申し訳ないのですが、クッキー等の空き缶が大好きです。

遊園地やデパートに行っても、ひどく心を奪われるのは缶売り場です。
同じものがずらーっと並んでいたり、使い心地がよさそうな缶や配列をみると、
身震いがします。
処方薬局の処方場の棚や、マリアージュフレールの紅茶置き場なんて芸術の域です。
フェチズムが「すっごく好き」であるならば、立派なフェチズムです。

そんな自分だけでうっとりしていた「カンカン好き好き教」でしたが、
好きの度合いによって、本人(時々周囲にも)の興奮度・困惑度が上がるような気がしてきました。

レベル1.

缶を見つけてうっとりする。

好きな物を見たら嬉しい。ぐらいのかわいらしい反応です。
時折おもちゃ売り場の子どもほどの過反応を示す場合がありますが、自分の家で対応できる以上の
缶を手にする事はありません。
満足したら戻ってきます。


レベル2.

情報交換をしはじめる。


好きな物を自慢したり、新規の情報を手に入れて、更にうっとりするつもりです。
延々とレベル1の行動を繰り返した後であるなら、好きな缶・場所が大体決まっているので、
お互いの領域に踏み込まずにお互いが好きな物を言い合ってうっとりしていることが多いです。
自慢したいが為に会いに行くようになると、周囲の迷惑になるので注意が必要です。

レベル3.

人様の缶にも恋しはじめる。


缶かんスキーは、基本的に自分の缶だけを愛しています。
人様のものや、綺麗に飾られているものは基本的には観賞用です。
それにも関わらず、「行っちゃうのか…」と行動に支障が出始めたら要注意です。
缶かんスキーは、自分の対応できる缶だけを愛してこそです。
貯め込むのもよくありません。活用してこそです。

ちなみに、
レベル4.

それどころか同じ缶を卸から買おうと画策しはじめる。 


もありますが、
ここまできたらかなりの迷惑度です。
こっそり楽しむどころか、全力で捕獲しにかかってます。
「カンカン好き好き教」は、こっそりこつこつと集めるのが主義です。

そんな感じで、毎夏おつかいのクッキー缶に恋をしては失恋し、
自分用のクッキー缶にうっとりし、あまりにも同じ物があるので顔を描いては判別し、
同じファイルをずらりと並べてはうっとりし、無印良品の天井まで同じ引き出しで一杯の写真でドキドキし、
壁一面を同じ紅茶の缶で埋めつくしたものを見てはどぎまぎしているかえるとしては、

同好の士が欲しいやら、いっそ自宅で再現してしまえばいいやら…と、
どこまで好きな状況・状態を満喫してよいやらわからない状況となってきました。

同じものがひっそりとずらりと並ぶ状況。
整理整頓が「そこまでやらなくとも」と思うほど綺麗に出来ている状況。

そんな時に必要なのがカンカンなのございます。
理由はありません。フェチズムです。


そんな危険な思考をダダ漏れにしつつのお中元商戦でございました。

まる!
      
 
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