平成25年7月14日。
7月2週。

神様、なんか違う。

思えば一昨年の事です。
たまたま行った先にて「ゴーヤで緑のカーテンを作りませんかキャンペーン」に遭遇、
ゴーヤの種をいただきました。

かんかんと射す太陽の下、ふさふさと生え茂った緑のカーテン。
その上ゴーヤも収穫可能。

これはなんて素敵なんだろう!と種を蒔きました。
発芽まで2週間ほどかかりました。
本葉も出てきたタイミングで庭に移し、毎朝毎晩水をやりました。
ひょろひょろと定着した彼らは、ほっそりとした弦を伸ばしながら成長し、
そしてあっという間に太陽のもと力尽きました。


愕然としました。


丁度「節電しましょう」とあちこちで情報を歌っていた時期でもありました。

テレビ映像の流すゴーヤのカーテンは、どれもふさふさと気持ちよさげに茂っていましたし、
今までどこも「太陽が強すぎて枯れた」なんぞ言っておりませんでした。

2度目こそは!と、庭の土も腐葉土を混ぜました。
なんとか定着したゴーヤは、ようやく成長を見せ始め小さな葉をそれはそれは茂らせ、
そして、10月下旬に実をつけました。


空気を読まないにも程がありました。


何とか種だけ収穫し、去年もチャレンジしましたが、
収穫した種が悪いのか、ちっとも生えては来ませんでした。
なんかもう、諦めました。

そして今年です。
種を蒔いてもいないのに、今度は向こうから勝手に発芽しました。
こうなると愛着がわいてきます。
今度こそ!と土を再度盛りなおし、どうせなら!と他の植物の種もまいてみました。


されど、やっぱり、今回こそも、何だかおかしいのです。

種を蒔いて2週間。
二十日大根の種ですら発芽しません。
毎日ただただ土に水をやるだけの生活です。

「教育とは、適度な環境をつくり、芽吹き成長するのを見守り適切なタイミングで介入する」とありますが、

それに照らし合わせて考えても幾らなんでも遅すぎます。
二十日で出来るなら、あと6日でミラクルな達成が必要です。

とかなんとか考えていたところ、犯人は鳥でした。
発芽どころか、蒔いていた時をみられたみたいです。
種がなければ発芽しようがありません。甘く見ておりました。


と、家庭菜園に手をかければかけるほど、奇天烈珍妙な事が起こるのです。

植物のはずが、定着した直後に全員足が生えたかのように逃亡し、
毎朝毎晩の水をやっているはずなのに、直射日光にあたった蛙のようにすぐに干からび、
夜には他の植物と場所を交換しているのです。

おかしい。流石におかしい。


しかし、本日、今年何度目かになる種まき、植物の逃亡、捕獲、半生からの戻し入れ等の
高い高いハードルを乗り越え、ようやく二十日大根を収穫しました。

写真と違ってねじ曲がった挙句にトルネードを引き起こしそうな大根でしたが、
DNA上は大根です。
よし、食べるぞ!と丁寧に水洗いし齧ってみたのですが、


苦い。


驚愕です。
大根が辛い、刺激的、ぴりっとする、すりおろして一晩寝かせると美味しい等はありましたが、
ひとえに「ただただ苦い」というのは初めてです。

毎日毎日水をやり、草を引き、不審者のような日焼け止め対策をした挙句にその仕打ち。
いくら植物だって、もうちょっと心のこもった対応等があってもよいのじゃないか。

人生何回目になるか分からない、家庭菜園における絶望を感じつつも、
今回かえるの下した結論はこうでした。


・人には向き不向きがある。
・土にも向き不向きがある。


引っ越し前の家庭菜園収穫高を考慮にいれると、「もうここの土とは全力で合わないのだ。」
と考えた方がいっそ気が楽である。

そう結論づけた本日現在でございました。

不貞寝です。
      
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