平成26年2月16日。
2月3週。

活用したもの勝ちです。



知識として知ってはいるものの、あらがえない物というものは常に存在します。

チョコレートの絹のごとき滑らかさ。
ゴールデンルールで入れた時の、紅茶のあの華やかなる香り。

今は手間暇かけられないので、後でゆっくり落ち着いてと思っていても、
気付くとあいているチョコレートの箱や、
沸騰直前のポットと格闘する自分に、何度も「おおう!」と慌てふためきます。


一度知ってしまうと、あらがえない物の代表です。


それと同様にして「知っているわけではない」が、ついやってしまう事も、
世の中には存在しています。

人によって異なるものではありません。
同じような状況下におかれると、ついついやってしまう本能的なもの。

そんな物事の中でも、特にしょっちゅう日常に出てくるものが、
「セルフ・ハンディキャップ」ではないかと思っております。

掃除をしたい!と思った事はなかったのに、
テスト数日前から前日になると、どうも気になる机の埃。

「ちょっと払ってから」と掃除に取りかかったら最後、
部屋の大片付けに突入してしまい、気付けば朝。

蒼白になりつつテストを受けに行ってしまう、この一連の事を言います。


傍から見ると「気にしなければいいのに」「さぼっているのでは?」と、
思いがちの出来事ですが、本人にとっては大困りです。


したくないのにしてしまう。
追われれば、追われるほど、それまで気にもしなかった事に夢中になる。


かつて、どうにかこれを解消できないものか?と、考えていましたが、
人間、大事なものであればあるほど、出来なかった時の言い訳が欲しいのもまた事実。
追い込まれれば追い込まれるほど、やってしまう事です。


「余計な時間がかからぬよう!解消しよう!」と頑張っても、どうしても出てしまう物なのだ。
と逃避活動込みで勉強時間をとった方が、最終的な効率は良くなります。


しかし、なんだか癪な話です。


頑張れば頑張るほど、何かと出てくるセルフ・ハンデキャップ。
解消するのは難しそうですが、くるりと意識の転換をして、
どうにか上手く日常に活用できないか?


せつせつと考えていたところ、「馬とニンジン」という話を思い出しました。
馬の先にニンジンをぶら下げておき、馬はそれが食べたいあまりに全力で走るらしい。
あのお話です。

あのお話とは逆に、後ろから追いかけまわすような何かがあれば、
人間、全力で別の事に精を出すのではないか?と考えたのです。



というわけで、仮説を立ててみました。
「嫌な出来事をお願いしたら、その次ぐらい嫌な事はやるかもしれない」


人生、仮説を立てたら実験してみなくてはなりません。
さっそく実験を行ってみました。


か:「判子下さい」
上:「めんどくさいー」


ここまでは日常です。


か:「判子は要らないので、すっごいめんどくさい書類仕事を先にしてください。」
上司:「あ、判子押します。そっちからやります。」




書類から追いかけまわされる現実に気付きたくないが為に、判子仕事に精を出す上司。
完璧な実験結果です。


ここまであっさり行動に現れるであれば、日常に活用してもいいかもしれない。
そう思えるほどの素晴らしい結果でした。ありがとう!


日常どうしたって出てくる、微妙に悩ましい事例や癖。
いっそ便利に使ってやろう!と思って行動できるなら、なかなか活用できるらしいと、
目からうろこが落ちた1日でございました。


ばんざーい!
      
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