平成14年4月12日。
 
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ご飯をまじめに食べていると、考えることがあります。
ご飯が美味しいと思うのは、何でだろう?と。
ええと、別に味覚がちょっと人様より愉快とか、そう言う意味ではないのですが、
一人で食べるご飯とそうでないご飯と、好きな人と食べるご飯と、
そうでないご飯の味という差を何となく考えてみたのです。

昔給仕さんから聞いた美味しいご飯の比率。
人はご飯を食べるときには、誰と、どこで、場の雰囲気、BGM等というものがほとんどを占め、
食事の味そのものはあまり重要ではないという事実。
ご飯そのものよりも、場の雰囲気の方が大事なのだという事に驚きつつも納得した記憶があります。

だから、どんなに美味しいご飯でも、一人で食べるとちょっとだけ寂しいのだとかえるは思います。
淡々と口に運んでしまったり、他のことを考えて食べてしまいがちだったり・・。
でも、一人でないならいいやーっとあんまり好きでない人とご飯を食べていると、
知らないところで心の負荷がかかって、ご飯を消化できなくなったり、食べること自体を拒否してしまうことがあります。
酷い場合になると成長が止まってしまうこともあり、あらゆる意味でご飯は大事だなぁと思うのです。

大人だから何を食べてもいい。
大人になったから一人でご飯を食べても悲しくない。
でも、大人になっても体は一生成長します。
ご飯を消化できなくなるほどつらくなる前に、幸せに食べられるといいなぁとかえるは思うのです。

たかがご飯、されど一生食べるご飯なのです。
 
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