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あまりの忙しさ&湿気の多さに携帯の電源を切って動いていました。
家に帰ってからようやく、切りっぱなしだということに気が付いたのですが、
あんまりにも忙しいと、誰かからの声・気持ちというものを
欲しがる余地がないのだなーっと、おもわず思ってしまいました。
携帯で電話をする事が殆ど無いかえるにとって、
携帯は「言葉のやりとり」が出来る大事なものです。
かえるに余裕があるときに、かちかちと気持ちを打ち込んで送信。
そして、向こう側に余裕があるときに、こちら側に送信してくれる。
パソコンさんのメール同様、時間・空間を飛んでくれるとても大事なものなのです。
数語・数行の小さな言葉。
それでもそれが欲しくって、誰かの関心がかえるの方に向いて欲しくて、
こっそりと打った「言葉」の返信が欲しくって、かりかりとした瞬間があります。
向こうの迷惑も顧みず、欲しくてメールを書こうとして・・・。
でも、何か用があるわけでもなくて・・・。
何故、言葉が欲しいのか分からないのにも関わらず、メールを打つのは何だか癪で・・・。
今、その事を考えると、
かえる自身に余裕が無いのを、他人のせいにしていていた気がします。
いろんな事を他人のせいにして、かえるの気持ちだけを他人に押し付けて・・・。
受け入れて欲しくて、無駄にあがいている気分でした。
でも、「かえるは貴方が好きなのです。」という事をきちんと言えないが為に、
そして、不安だったがためにたくさんのメールを打ったのだと思います。
それはきっと「細い糸」
叶えて欲しい、受け入れて欲しい、と思いつつもきちんと言う事の出来ない
でも、言いたいという気持ちの「細い糸」だったのだと思います。
だから、かえるは携帯さんと必死に格闘している人を見ると思います。
「あの人も、他人と「細い糸」でいいからつながりたいのだなぁと。」
いつか、たくさんの「小さい気持ち」を集めて、かえるの大事な人全員に
「かえるは貴方が大好きです」と言いに行きたいものなのです。
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