平成14年12月2日。
 
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本屋さんにいっても、薬局へ行っても、雑貨屋さんにいっても、
クリスマスソングとクリスマス商品にぶちあたり、切なくなるかえるです。
こんばんは。

12月に入り、かえるのクリスマスへの戦いにも熱が入っていくのですが、
どこのお店に入ったとしても「クリスマスへのプレゼントはお済みですか?」
と言わんがばかりの「お店側主催のクリスマスの戦い」というものを展開されると
何となく切なくなります。

何故なら、かえるの望む「みみっちぃクリスマス」と、
お店側が提供しようと計画している「クリスマス」とは、
何となく違う気がするからです。

かえるがしたいクリスマスは、ある意味お歳暮みたいに、
「その人への気持ちを、小さい形にしてプレゼントしたいのです。」
という気持ちが有るので、「クリスマスは、カップルで、こんなことをしましょう」
といわれてしまうと途方に暮れてしまうからなのです。

クリスマス関係の雑誌・本等で「こうしましょう」と書かれてしまうと、
「それをするためにこんな努力をしましょう」と言われてしまうと、
なんとなく強制されているような気がして…。

そして、「こんなクリスマスを過ごせない人は、かわいそうな人だ」と
とどめをさされてしまった気がして。
切なさ満点と共に、拒絶感をぬぐえなくなってしまうのです。

本当にしたいクリスマスは、何なのでしょうか。

人と一緒に居たいというイベントなのでしょうか?
大半の人が一緒だから、自分もという事なのでしょうか?
大事な人から「大事な人です」と言う事を伝えてもらえる日でしょうか?
それとも、大事な人へ「大事な人ですよ」と伝える日でしょうか?

日本のクリスマスは、既に宗教色が薄くて久しいと思いますが、
せめて、「自分にとってクリスマスってなんだろう?」というのが分かると
もう少し、いらつかずに幸せになれると思うのです。
      
 
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