平成15年2月28日。
 
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「ご迷惑をおかけしたので、閉鎖いたします」
という言葉ってどうおもう?という電話で夜中たたき起こされたかえるです。
眠い目をこすりつつこんばんは。

どうやら、電話の主のお気に入りのサイトが「何か」をやらかしてしまったらしく、
上記の文章をUPしたまま唐突に閉鎖をしてしまったみたいなのです。

相当お気に入りのサイトさんだったらしく、
全力でかえるに向かって怒ってくれるのはよいのですが、
一応かえるもサイトを運営している以上、激しい事はいえません。

気持ち的には閉鎖したサイトさんの変わりに、怒られている気持ちでした。

「何か悪い事をしたからといって、急に閉鎖されると辛いのです」


お気に入りのサイトさんが何か悪い事をしたとしても、
その責任として閉鎖をするのはどうなのだろう?と言う気持ち
かえるも、その理由でお気に入りのサイトさんががすがす閉鎖されたことがあるので、
その微妙な無念さは何となくわかります。

ただ、サイトを運営している以上、
「何かやらかす」というのは、そのうち物事の大小に関わらず発生するわけで…。
その時に、どんな対応をするのか?というのはサイトさんによって違うと
かえるは思うのです。

ただ、かえるの場合過去に何回か「何か」をやらかした事がありますが、
今だ更新を続けていると言う事実から分かるように、
「責任をとって閉鎖」という事をしたことはありません。

かえるは、閉鎖をしたからといっても「自分のやらかした罪」というものが
消えてなくなるとは思っていないからなのです。


まずい事をしたのであれば、きちんと謝る。
謝った上で、その「周囲からの気まずい状態」というものにきちんと耐えて更新を続ける
と言う事をした方が、かえるは「やってしまった事への責任対応」
というものがあるのでは?と感じるからです。

ごめんなさいと言って閉鎖した後に、
「もう平気だろう」と別の形・名前等でサイトを再開されている方を何人か知っていますが、
その「ごめんなさい」は何だったのだろうなぁ?
とかえるは見ていてしみじみと思ってしまうのです。

基本的には「文字」でしかコミュニケーションが取れない世界での出来事です。
ごめんなさいと消えてしまう事も、まったく別人としてサイトを運営する事も出来ます。

けれども、サイトの裏や、
カウンターに数字として表れてくる「見てくださる方」の裏には、
確実に人が存在します。

「無かった事にする」「辞めてしまう」と言う事は、
その「人」というものをたばかる事になるのでは?とかえるは思います。

ただの個人サイトです。
逃げる事も、その場所に居残る事も、全然別人としてこの場に残る事も
自分の一意志だけでする事が出来ます。

けれども、運営する「管理人」は確実に自分自身です。
コレばかりは、サイトを止めようとも何をしようとも変わる事は出来ません。
自分の事です。
自分で考えなければ、気がつかなければ変わりません。

そんな事に、ふと気がつかされたかえるの一晩なのでした。

ごめんなさいというのは、形だけなのですか?
なら、また「同じ事」をやらかしますね。
      
 
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