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雲一つない空だったので、温かいと思ったのです。
が、外に出た瞬間、あまりの寒さに冬眠しようかと思いました。
手袋とマフラーはやっぱり必需品だとおもうかえるです。
こんばんは。
「これがないと、きっと好きって言ってもらえない」
という言葉があります。
苦笑しながらの言葉。
自嘲しながらの言葉。
色々な表情をかえるに見せながらも、でも、主訴は皆同じ。
「これが無いと駄目」という、自分の固定してしまう言葉を耳にする事が
何故かかえる、耳にする事が多いのです。
簡単に例を上げてしまうと、
「若い」から好きって言って貰えるんだ。
○○が出来るから好きって言って貰えるんだ。
etcetc…。
確かに、「これ」があるという事は、とても良いと思います。
若さは無いよりは会った方が良いと思いますし、
知識や経験や特殊スキルも、無いよりは会った方が確かに良いとかえるは思います。
けれども、「それがあるから好かれているのだ」というのはちょっと言いすぎなのでは?
とかえるは思うのです。
若いから好き。
特殊スキルがあるから好き。
そう言われる事は、確かにあると思います。
「それ」だけが求められる時。
お仕事をする時に、最低限度の知識が無ければ困ってしまいますし、
「若いモデルさん」という募集をかけたときに、希望の若さではなかった時には
やっぱり困ってしまうと思うのです。
けれども、かえるが耳にする「これが無いと、きっと好きだと言ってもらえない」
という相手というものは、どうも特定の個人みたいなのです。
仕事でも、特定のものが無いと必要とされる場でもない。
人として、惹きつけるかどうか?という一点だけにある種意味がおかれると言う場。
そんな大事な時に、たった一つか2つの「それ」が無くなったからと言っても、
かえるはさほど重要ではないと思うのです。
お花の花びらが1枚や2枚無くなっても、花としての魅力を失うという事が無いように、
少々、「それ」が足りなくなってもよいのでは?
とかえるは思ってしまうのです。
まいて、人はいろいろな要素が構成されているものですし、
魅力は欠けるものではなく、変化するだけです。
「これが無くなったら好いてもらえない」と脅えるまでに、
それが無くなっても好いてもらえるという自身を変化させた方が得策です。
貴方だから、好きなんだと思いますよ。
「何か」なんて、所詮きっかけにしかなりません。
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