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一日中、貧血で倒れていました。
こんな時には栄養が無くても重湯が一番美味しいと思うかえるです。
こんばんは。
「時間」と言うものが怖くてたまらない時が、かえるにはあります。
過ぎ去ってしまった時間。
それが、楽しくて仕方が無かった時間であればあるほど。
そして、その時間が二度と実現不可能であると分かれば分かるほど、
ふとその時間というものを思い出して、途方にくれることがあるのです。
昔、確かに存在したその場。
別れてしまい、居なくなってしまい、決別をしてしまった以上、
2度は作れないであろう人が集まって笑っていたあの瞬間。
かえるが大好きで、愛してやまなかった人たち。
そして、まだ大好きで仕方が無い人たち。
ただ、集まって。
ただ、お話をして。
距離的、時間的、諸事情的になかなか集まれないはずなのに、
意地と根性と自棄と力技で集まって。
それが嬉しくて、楽しくて仕方が無くて。
ただ、幸せで。
…。
その時はどんなに楽しくないと思われた時間であっても、
時が過ぎた時には、楽しくて仕方が無い時間となるときがあります。
苦しくて仕方が無い時間だと思っていても、
後になると、それが幸せな時間であったと気がつく事があります。
けして失いたくない時間であっても、
どんなに失いたくないと足掻いた時間であっても、
永遠になくならない時間はないとかえるはしみじみ思います。
無くしたくないと足掻くよりは、せめて「その時間が有った」という事を
怨まずに済むように。
ただ泣いて過ごすよりは、せめて後から後悔しないように行動した方が。
そんな事を思って、布団の中で過ごした一日。
桜が咲く前に。
そして、桜が散る前に。
自分が守りたい時間というものを、一度きちんと考えられてはどうでしょう?
失ってから嘆くよりも、失う前に大事だと認識した方が、
かえるは幸せだと思うのです。
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