平成15年3月27日。
 
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お話が溜まりすぎると、
立ちくらみどころか、座りくらみという物が出てしまうことに
最近気がついたかえるです。
こんばんは。

「自分の事ではないのだから、いい加減携帯と電話の電源抜いちゃってください」
「自分の事を放っておいてまで、人の事をみる事はないでしょう。」
そんな事を言われる事が、最近増えてきました。

少し、声が聴きたくて電話をした相手や、
少しだけ、違う事をしたくて行動した先々で。

「限界を感じる前に、自分をよしよしした方がよいですよ」
そんな、とても優しい言葉を頂けるようになりました。

そんな言葉と、「桜のお茶が入荷しましたよー」との声に、
久しぶりにかえる、お気に入りのお茶屋さんに行ってみたのです。

普段、人と密談をする方の席ではなく、お店の人とお話をするための席へ座る。

「いま、今まさに封をあけてみた。」
と目の前で封を切ってくれた桜の紅茶をアイスとホットの両方を頼み、
目の前で、それはそれは一生懸命にお茶を入れるマスターに大笑いをする。

「最近、色々ありました?」と聴いてくれるマスターに、
適当にはぐらしつつも「昔話のお話」風にお話をし。

「という事は、その人は『鶴の恩返し』の鶴さんですね。」
と突っ込んでくれるマスターにうなずきつつ、紅茶を飲む。

何かの香りが薄く漂う紅茶屋さんで、マスターとだらりだらりとお話をしていると、
彼は泣きそうな顔で慎重に食器を拭きつつも、かえるの話に突っ込みを入れてくれました。
「ストーリーテラーは、物語の経過にはらはらしてはいけませんよ。」

どうやら、ストーリーテラー(人生相談役)は最後まで部外者なので、
お話をまとめる事(聴く事)、
聞かせてくれた人に、きちんと話を伝え返す事(どれが重要でどれが重要ではないかを本人に確かめる事)
以外はしてはいけないという事みたいなのです。

お話を聞いて、自分の道徳の下に判断するのは容易い。
けれども、判断されたくて人は話すわけではない。

最低限度の共感と、安心を。
そして、自分というものを最後まできちんと持ちつづける事。
それが無いのであれば、人のお話は聞いてはいけませんよ。

との事。

かえるの未熟さ加減に「思わず口出し」という言葉だったのですが、
「大変大変…。」
とおろおろしているかえるにとっては、とっても良い薬となりました。

人のお話を最後まで聞く。
自分の感情を持ち込まない。
自分の気持ちを揺らさない。

言葉にするのは簡単なのですが、
これを実行するのは、なかなか難しいものなのです。
      
 
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