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なんだか寒いなぁと思っていたら、
全力で降る雨で花冷えとなった１日でした。
案の定全力で寒い寒いと寝込んでいたかえるです。
こんばんは。

『数ヶ月で一人の人と一緒に居るのが飽きてしまう女の子の、「好き」という気持ちの話。』
という相談を受けたことがあります。

かえると結構な時間を共にしているお友達と、その彼氏さん達（現・過去・未来予定）
という一見すると「三角関係の最終問題？」と言うくらい人間関係がくちゃくちゃ
している方々と、かえるは何故かお会いする機会があるのですが、
そんな方々と一緒にお茶をする時間があると、
気がつくとそんな感じのお話になってしまうのです。

「あんなに大好きだったはずなのに。」
「あんなに、大好きって言ってくれていたのに。」
「何故、人の気持ちはうつろうのでしょうね。」

そんな言葉と気持ちが垣間見ることが出来る、不思議なお茶会。
一見、和やかに見えるのにも関わらず、
「後、何ヶ月で全ては終わるのかなぁ？」と
全員が「終わり」というものを覚悟してしまっているので、
自嘲していないとやっていけないという精神衛生上あんまりよろしくないお茶会。

そんな常に、彼氏さん達に囲まれている彼女と
ふとした時に「好き」という気持ちについてお話してもらう事が出来ました。

真夜中、スタートからずっと同じお酒を飲みつづけていた彼女が、
ぽそりとかえるに呟いた言葉。

『「好き」であるはずなのに、ある瞬間からふぅっといなくなるのですよ。
　「大好きな人」というものが。

　大好きだと思っていても、行動しないとそのうち忘れるのです。
　好きだという気持ちと、大好きだと思ってた人のことを。

　だから、「好き？」と思ったらとにかく動いてみて、
　「違う？」と思ったら、離れてしまうのだろうねぇ…。』


という言葉を言いつつも、自分自身に苦笑していた彼女は、
もしかしたらちょっとだけ寂しいのかなぁと
かえるはちょっと思ってしまいまいた。

寂しいのを埋める為に、好きな人を捜す。
それも一つの方法かもしれません。
けれども、自分の心の中にぽっこりあいた
「寂しい」という気持ちを埋められるほどの、大好きな人というのにめぐり合うには
結構な手間と時間と愛情と相互理解が必要そうです。

自分自身で自分を埋めるか？
大好きな人で自分を埋めるか？

人それぞれな答えがある問題だとは思いますが、
かえるはとりあえずは、自分自身でかえるを埋めてみたいと思うのです。

居なくなっても良いように。
ついでに、見つからなくても寂しくなくて済むように。

自分をきちんと埋めてから、一匹で立っているかえるを好いてくれる人を
かえるも好きになれるように。

かえるは、かえるで自分の「寂しい」を埋めてみたいと思うのです。

貴方の「寂しい」は何で埋めてみますか？