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暑くて汗をかけばよいのか、それとも寒いのでぷるぷるすればよいのか
まったく良く分からないお天気が続き、
朝には夏ばてを、夕方には風邪を引いているかえるです。
こんばんは。
「お茶を入れる」という動作があります。
ざっと簡単に挙げるだけであっても、
紅茶、煎茶、番茶、玄米茶、烏龍茶、岩茶、玉露……
と葉っぱや発酵等々、色々な方法で作られる「お茶」ですが、
実はこれらをちゃんと入れようとすると、
そして、きちんと場を作ろうとすると大変なんだなぁ…。
と最近思うようになりました。
唐突ですが、かえるはお茶を入れるのが好きです。
紅茶であれば、飲んでいないお茶であっても葉っぱを見せていただければ、
「何グラム・何分・お茶請けはこんな感じ」
と何となく感覚で分かるようになりましたし、
上手に入れることはまだまだ出来ませんが、
岩茶や烏龍茶、玉露などを最低限度入れることは出来るようになりました。
ただただ、毎日毎日鬼のようにお茶を入れていただけなのですが、
流石にお茶入れも4年目にはいると、ある程度こつというものも
分かってくるような気がしたからです。
葉っぱとお湯の温度の関係。
季節とお茶器の関係。
お客様がこられる時間を逆算しての、お茶入れ開始時間。
自分の趣味ではなく、ある程度受け入れられるお菓子の種類。
最初は、わたわたしながらのお茶。
そのうち、入れることに慣れてしまっての気が抜けたお茶。
けれども、「自分で入れたものを人様に飲んでいただく」という事が
怖いなぁと思い始めてから、色々とお茶以外の事も考えるようなった時。
そんな色々な過程があるからこそ、かえるは思ってしまうのですが、
「お茶を入れる」という事は怖いなぁと思ってしまいます。
かえると味覚が違う人。
かえるとお茶の趣味が違う人。
そんな事を考えていた今年、かえるは習い事を一つ追加してみました。
お抹茶。
お茶だけを入れるという今までとは違い、
「場」というそのものを提供するお茶。
いつもぱたぱたと忙しいかえるに、数時間「ひたすらそれだけ考える」
という場があっても良いなぁ…と思っての習い事。
…。
かえるは正座ができるのか?という問いはさておいて、
「場」を提供するというこの習い事で、かえるがどこまで何を考えられるのか。
かえるはそれがちょっとだけ楽しみです。
ひたすら「それ」だけ考えてみる。
けっこう簡単そうですが、機会がないと見逃していそうです。
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