平成15年6月5日。
 
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1度、悔しいと思うとひたすらそれに向かって
かちかちとやってしまい、他の事をおろそかにしてしまいます。
そんな事を半年以上のスパンでやってしまうかえるです。
こんばんは。

唐突ですが、かえるはあんまり鉛筆を使いません。
すぐに腱鞘炎になるので、あまり長い間腕をつかえないからなのです。

で、授業中に先生の言われている事をどうしたら良いのか?となると、
ノートのためだけに、清水の舞台から飛び降りてかったパソコンさんで
全コメントを取る事になります。

という事で、数年間ひたすらパソコンさんでノートを取った結果、
ノートは綺麗に保存出来るようになりましたが、
それと引き換えのように、漢字を度忘れする事が多くなりました。

気持ち的には全力で忘れて行っているという感じです。

けれども、出かけた先などでちょっと文章を手で書こうとした時や
テストの時に漢字がかけてないと、かえるとして大幅減点をされてしまいます。
大変です。

ただでさえ減点が多いかえる。
それはちょっとまずいので、漢字の検定に毎回申し込む事で
どうにか最低限度の漢字を覚える事に成功しています。

そんな何となく情けない状況を、うちの愛人にご報告したところ、
「あ、みずははそれの1級を持っているよ」
とさらりと言われてしまいました。

…何となく、むっとしました。
以前、とある漢字を全力で読み間違えたという事実を知っていたからです。

それからちょっぴり日が流れ、検定が明後日という状況になったついさっき、
「検定級がここまで進みましたよー。けれども、四字熟語が弱いですよー。
 唯唯諾諾の意味がちょっと分かりませんよー。」と用事ついでにお話してみたのです。

途端に嬉々として、説明を始める我が愛人。
「そーだねー。
 …みずはが沢山衣装を持って、かえるとあったとして、
 みずはが、「はい。」って次々と衣装をかえるに渡すとするでしょう。
 その時に、かえるが文句一つ言わずに衣装を次々着替えてくれる状態。」

…。
色んな意味で意味が良く分かりませんでした。
が、明後日テストです。
電話しながら、ちょっと辞書を引いてみました。

 唯唯諾諾
 :物事のよしあしにかかわらず、なんでもはいはいと承知すること。
  相手の言葉に逆らわずにおもねること。
  (漢検 四字熟語辞典 第1版より)

…。
確かに、かえるの愛人が説明してくれた事は説明として間違ってはいませんでした。
けれども、その説明方法は、人として間違っていると思った今日この頃。

そして、こんな適当な覚え方をしている愛人が、
かえるより上の検定を持っている事に色々な意味で不思議を感じた、
たった今。

世の中って、理不尽だけで出来ている気がちょっとだけしてやみません。

よよよ。
      
 
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