平成15年11月17日。
 
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ふと授業中に思ってしまい、ついつい書き散らした所、
こんなものが出来てしまいました。
害があるとか無いとかに関わらず、それだったら嫌だなぁとおもったかえるです。
こんばんは。

インターネット上で起こる、「特定の個人を感情的に中傷したり誹謗する事」
というものをフレーミングと言うそうです。

その理由として、社会的立場や年齢、性別などの社会的背景の違いの非認識や、
言語コミュニケーションのみのコミュニケーションの限界性、
そして、コミュニケーションしている人同士の「常識」の共有が少ない
といった点を上げられているのですが、かえる、更にもうちょっと「発生理由」というものを考えてみました。

今回、アンケートで答えてくださったような「ネットで活発に動いている方」
というのは、殆どが「自室」に「自分のパソコン」を持ち、
割合自由にインターネットというものを使う事が可能な人たちです。
そして、ネットで活動している人たちの半分近くが「学生」であると言うことが、
フレーミングに繋がるのでは?とかえるは思ったのです。

外敵の居ない「家」。
更に敵で無い人でしか入れない「自分の部屋」という、とても居心地の良い場所に
突如として現れる不快な感情を引き起こす文章や行動。

それは、「居心地が良い場所」にいる時にはとても「腹が立ちやすい」モノでは?
とかえるは思ったのです。

家にいる気楽さで、軽く注意をする。
けれども、非言語コミュニケーションも出来ないネット上で、
信頼関係の無い人に、急に「注意」を受けることとなったら、
それは容易に「敵意を向けられた」と錯覚してしまうのでは?
と思ってみたのです。

「何があるか分からない場所」での、腹がたつ出来事。
「安心しきっている場所」での腹が立つ出来事。

これは、やっぱり「種類」も「怒る段階」というものも
違うと思うのです。

そして、ネットを活発にやっている人が「学生」である事が
フレーミングを引き起こすという仮説。

これは、割合簡単です。
青年特有のモラトリアムの最中であるという事と、
「これは(自分にとって)大変侮辱的なことである」と思い込む事が出来たら、
アルバイトや学校をサボってでも、それにのめる込む事が可能だからです。

…。
こんな仮説が、成立しない事だけ祈ります。
      
 
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