○
お出かけ先で飲み物を買おうとして、お財布が見つからなかった時の恐怖。
世の中、「いつも入っているから」とぼんやりしてはいけないのだと
心からびっくりしたかえるです。
自動販売機が相手でよかったです。

慣れるという事は、少しづつ何かを諦めるという行為に似ていると
最近思うことがあります。

熱いお茶も飲めるようになった。
いつも欲しいおやつだけ売り切れている。
なかなか本がこない。

怒っても良いような出来事、裏でこっそりと泣くような出来事であっても
だんだんそれが続いていると、少しづつ慣れていってしまいます。

「諦め」という名の慣れ。

これが生活上にあるから、人は生きていける部分もあるのでしょうが、
けれども、これがあるから人は自分の感情を言わなくなると言う部分も
かえるは確かにあるのだと思います。

自分の傲慢さに他人を諦めさせていないか。
自分の怠慢で、他人に泣く事すら諦めさせていないか。

時々、それが怖くなります。
幸せになりたいだけなのに。
幸せにしたいだけなのに。

同じ気持ちでも、その過程が「何か」を強いる事であるなら、
それはそのうち「慣れ」られてしまっても仕方ないかもしれません。

慣れて、諦められてしまう前に、
少し、相手を見たほうが良いと思います。

でないと、あなた自身を諦められてしまいます。

しょんぼり。