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最近、「心理学をしているという事は、心が読めるんですよね!!」といわれる事が増えました。
そんな凄い事が出来るのであれば、詐欺師を生業としてしまうだろううなぁ…
と思ってしまったかえるです。
こんばんは。
「心が読める」という風に言われる心理学。
でも、そんなものに関係する資料等を毎日毎日読んでいると、
実は1つの考え方で凝り固まっているものではなく、
本当に色々な考え方をするのだなぁと思い当たります。
同じ「人」を捕らえるのにも、いろんな学派によって
考え方が違うので、同じ心理学と名乗っていても、
ある時では真逆な考え方をしたりするのです。
「伝統的心理学」と尊敬と侮蔑の目で見られている精神分析。
これは、「人の言っている事に共感を」と強く言われていますが、
「仕方無しに生まれた」と自分で揶揄しているコミュニティ心理学。
こっちは、「人に深入りするな」と強く強く言われています。
同じ「人」を扱うのに、
真逆な意見。
けれども、よくよく言われている事を考えると、
それは的を射ていて。
そう考えると、考え方・意見というのには、
「正しく見える説」と「一見矛盾する説」そんなものがあるのにも
うなずけます。
世の中は、簡単に見えて複雑で、
複雑に見えて簡単みたいです。
不思議な、世界だなぁと毎回思うのです。
…。
もしかしたら、激しい修行を積むと心も読めるのかもしれません。
わしょわしょ。
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