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明日早起きしないといけないのに…と思っている時に限って、
既にメモにまとめてあるものを書きたくなるかえるです。
そんな暇があったら、違うモノをまとめろと言う自分突っ込みが
痛くて痛くて仕方がありません。
大きいポストイットと、小さいポストイット。
あと、0.3のミリペンと心理学辞典。
本を読むときに必要な数々が久しぶりに揃ったので、
最近暇がある時は、片端から積んでおいた本を読むことにしています。
そんな「あらかじめ用意しておかないと大変」な本の中でも、
ここ最近、もっともポストイットを貼りたおし、
大きいポストイットを書き貼り倒したもののなかに、
香山リカさんの「若者の法則」という本があります。
最近の若者は、何を考えているか分からない…。
というのは、実はこちら側が法則を分かっていないからでは?
という説の元に、香山さんの持論を展開されている本なのですが、
その本を読んでいて、妙に心に引っ掛かるお話がありました。
要約してしまうと、
「若者が小さな贈り物をするのは、「私は貴方の事を気にしています」
という事を貴方に伝えたいから贈るのである。
しかし、その事が相手に伝わるか否かというのは、あまり重要視されていない。
つまり、「そういう事をする自分」を表現したいのである。」
という、ちょっと柔らかいけれども刺激がある説なのです。
…かえるの読解力が、香山さんの言いたい事をきちんと理解しているのであれば。
そんな、ちょっとピリリとするけど柔らかい説。
激しく難しいとか、理解が出来かねるといった説ではないのに、
妙に心に引っ掛かり、かえる、あちこちに、「これ、どうおもう?」と
お手紙を出したり、電話をしたりして聞いてまわってみました。
そんな中、趣味のサイトやっているお友達に、
「これ、自サイトで相手に文中リンクする心理と似てる」
と指摘を受けました。
「自分よりも大きかったり、小さかったりするサイトさんに、
文中リンクする時や、される時はとてもどきどきするので、
心境は「大きい贈り物」を貰ったり、贈ったりする気持ち。
けれども、自分と同じくらいの大きさ(規模)のサイトさんに文中リンクを貼る時は、
「私は、貴方の事(や、貴方の言った意見)に関心や同意の心をもっていますよ」
という気持ちで貼ることがある。
そして、その事(張ること)は相手が気づくか気づかないか?という事ではなく、
自分がしたという事実が何となく嬉しい。」
確かに、かえるも自分より大きいサイトさんに文中リンクを貼る時はどきどきです。
失礼にならないかなぁーと、どきどきはらはらしながら作業をします。
気持ち的には、「先生に始めてお中元/お歳暮を贈る気持ち」に似ています。
けれども、お友達のサイトにリンクを貼るときには、
メッセンジャーで言うにはちょっと大き目の同意。
さりとて、お手紙を送ったり、今日の更新をすべてそれにするには小さ目の同意。
そんな時に、「ちょろりと誰かに教えてみたい・感覚があるのかもしれません。
そんな、「対相手があってする事」という法則。
あんがい、いろいろな場面で適応可能な「若者の法則」なのかもしれません。
どきどき。
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