平成16年1月17日。
 
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寒いからと暖房と加湿器を最大にしていたところ、
お部屋に飾っていたカサブランカがいきなり咲き誇ってしまいました。
外は雪、でも、中は初夏のような温かさという矛盾に、
どきどきしてしまったかえるです。
こんばんは。

雪は降り積もるほど寒くないと使えない香水、というものを、
かえる、何故か大切にポーチに入れて持ち歩いています。

少しの温かみで立ちのぼりすぎる香り。
嫌がらせなまでに、目立ちすぎる香り。
大ぶりのカサブランカを、何本も何本も束にしておいておいたら薫りそうな。
お花屋さんの中でしか、お目にかかったことが無いような香り。

そんな、普通に生活の一部としてつけていると、
目立って目立って仕方が無い香りなのです。

そんな、一度かいだら記憶に残り倒すこの香り、
世の中が本当に寒い時だけ、雪が降って、体が温まらない時だけ、
普通につけることができるのです。

そっと瓶から1滴出して。
腰より下にちょいちょいとつけて。
指に残った水滴を、手首にちょろりと叩いておいて。

手や足にしみとして残らないように、細心の注意を払ってつける香り。

そんな、偉く限定的な香りを付けるなら、今日は最適な日だなぁと、
時折舞う粉雪を見ながら思った今日。

…。
でも、「雪のため外出禁止命令」が出たかえるには、
まだまだつけてお出かけするには難しい香りみたいです。


そんな特別な香り。
貴方は見つけましたでしょうか。
      
 
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