平成16年1月28日。
 
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ぼんやりと台所に立っていたら、偉い長時間たっていたみたいです。
人生煮詰まると、とにかくご飯を作ってしまうかえるです。
こんばんは。

微妙に先行き不安な時。
微妙に、煮詰まった時。

そんな、心が微妙に落ちところを失った時、かえるはついついご飯を作ってしまいます。
作った後に、食べきれてしまう量であるのであれば、
「今日は豪勢なものを作った」と満足できるのですが、
一人どころか数人分のお夕飯のおかずには困らないくらいの量や種類を、
気がつくと作ってしまうのです。

フロイトさん的に言うと、「口愛期への退行」という奴ですが、
今回、フロイトさんに何を言われても現実問題的に困ってしまっているのです。

無駄に規定量きっちりあるお味噌汁の出汁。
トマトの煮込み。
明日のお味噌汁の下ごしらえ。
玉葱さんを一時間ぐらいひたすらいためたもの。
その他いろいろ。

そんなものが、我に返るときっちりパッキングされて冷凍庫や
冷蔵庫で出番を待っている…。

よくよく冷静に考えてみると、日持ちしそうなものを作っているあたり、
微妙に便利なのですが、これをしてしまうと、数日間ご飯の選択が出来なくなります。
ひたすら作ったものを食べなくてはいけなくなるという、
傍から見たら便利、かえる的にはぷちホラーな気持ちになれるものなのです。

…。
誰か、近所に住んでいないものか…と現在本気で困っている今。

前菜からデザートまで現在無駄に完備しておりますので、
誰か、空っぽの胃袋だけもってきてください。

食べ物が勿体無くて切ないです。

ううううううううう。
      
 
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