平成16年3月12日。
 
Picture
○
ふと、これはこう言うことなのかな? と思うといてもたってもいられずに、
あちこち聞き倒してしまうかえるです。
こんばんは。

人様の個人生活を勝手に文章にするのははばかられるのですが、
数ヶ月周期で自分の隣に座っている人を変えてしまう人がいます。

別に、かえるはその人さえ必要以上に困る事がないのであれば、
毎日相手を換えようとも、性別が一緒であろうとも構わないのですが、
少なくとも、その人では「しょっちゅう替える」と言うことが、
辛いように、そして、幸せそうにも見えるのです。

「辛さ」を口にする時。

相手がいなくなる直前からいなくなった時は、殆ど毎日のように
「自分がいかにつらいのか?」というお話を。
そして、「次は恋愛しない」という誓いの言葉を。

かえるも聞いていると、「この人は当分恋愛しない方が良いのだろうなぁ…」
というぐらいの切なさと辛さを思ってしまうくらいです。

そして、今度は「幸せ」を口にする時。

けれども、新しい相手が出来るとそれはそれは蜜を含んだかのような
幸せな笑顔を振り撒いてくれます。

かえるもそれを見ていると、それはそれは心の奥底から、
「今度は幸せになれると良いなぁ」と思います。


幸せな時と、その前と後に訪れる悲しい時。
そんな時間をぐるぐると何度も見せてくれるその方を見ていると、
「これこそがある意味天国と地獄なんだろうなぁ」と思ってしまいます。

それほど、短期間で「幸せな時」と「悲しくて辛い時」というのが
強い感情を引き起こす勢いで来られる方なのです。

最初、「色んな方と付き合う事が出来る方なのだなぁ」と思って感心し、
次に、「悪い相手と付き合う癖があるのかなぁ?」と思って疑問に思い、
そのうち、「…癖なのかな?」と思うようになったその人の恋愛事情。

でも、つらい事は事実である事は間違いが無いので、
かえるは毎回ぼんやりとその人のお話を聞いているだけでした。

けれども、最近思うのです。

「一定期間を過ごしてしまうと、相手が変わる」と言うことが、
その人の心の癖から発生するものであるのであれば。
それはある意味仕方が無いのではないのだろうか と。

「心の癖」。
それは、心理学用語で言うと「コントロールドラマ」。
その人の心の癖から何度も同じ役割で同じ事を起こしてしまい、
いつまでたってもその悪循環の輪から逃れる事が出来ないという、
とても切ない癖なのです。


でも、どんなにつらい事と知っていても。
そして、どんなに足掻いていたとしても。
その「心の癖」はある程度からは自分が演じている事。
その辛さを地獄というのであれば、それは、自分で望んで落ちた地獄。

だとするのであれば、「地獄に落ちる」という事は、
「自分の嗜好行動感覚」を替える事で、ある程度まで自分で回避できるのではな
いでしょうか。

そんな事をふと思ったホワイトデーちょっと前の日。

とはいっても、かえるは別に「地獄」という単語に該当するような専門家ではあ
りませんので、
たまには専門家の意見も伺ってみたいと思うのです。

といわけで。
仁鐵さん、「この世で地獄に落ちる」って何ですか?
      
 
Prev Index Next

Top