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どうしても長距離移動をする都合上、ずーっと電車に乗っていたので
最後には座り疲れてしまったかえるです。
こんばんは。
お使いで電車にごとごと揺られていた時、丁度かえるの目の前の席に
小さな子供連れの方が座られる事がありました。
最初の1駅目までは大人しくしていて。
次の2駅目からはだんだんそわそわしてきて。
10分を過ぎたあとからは「まだーまだー?」とおばあさまに問いかけ、
最後にはお母様に頭を叩かれていた子供。
暇にあかせて、そんな一部始終をぼんやりと見ていたのですが、
かえる、ふと思う事がありました。
一体いつから、こんなに長時間電車に乗っていられるようになったのだろう?
と。
かえるが電車にちょこちょこ乗るようになったのは、
多分卵からかえって前足が生え始めた頃ぐらい。
今なら「15分ぐらいだなー」とぼんやりできる距離が、遠くて遠くて仕方が無かった時。
「まだー?」と沢山聞いて、しまいには叩かれていた事だってあった気がします。
それが、ようやく2足歩行出来るようになった今では、
「…暖かいなぁ…」と思うだけで数時間の電車の旅を乗り越える事だって出来てしまいます。
そのほんの数年の間に起こる違い。
ぼんやりとする事そのものを耐える事が出来るという、ただそれだけの違い。
人生過ごす時において、もっとも役に立たなさそうで、
意外と役に立つこの「ちょっとぼんやりしたまま過ごす」という技術。
一体、どこら辺で身につけることが出来たのか…。
そんな事をふにふにと思った今日数時間でした。
ぬくぬく。
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