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ハチミツとクローバーという漫画に、「ああ、もどかしい気持ち」と
うっとりしているかえるです。
こんばんは。

高校生活後半あたりから就職が決まってちょっとぐらい。
運が悪いとそれでも続く、「果たして自分てなんだろう？」

という世界を淡々と描いているとかえるが勝手に考えているこの漫画、
雑誌連載上にてとうとう「自分探しの旅」に出てしまう登場人物が出てきてしまいました。

自分であるのにも関わらず、でも自分がわからないという状態。
よーく考えたら「何処までいってもついている」というそれ自体が
自分であるのにも関わらず、あわあわと模索している時に限ってそれが見えないという、
目の前のものを捜している焦りと切なさをもった旅。

「自分で自分がわからない」

そう言ってあわあわとしている人に限って、「理想の自分」をとーっても高くしていたり、
周囲にあわせようと必死になった結果そうなってしまったという方が多い気がします。

現状と理想との差に慌ててみて。
自分はどうすれば。　と、考えて慌てて悲しくなってでも日常に追われて。

そんな時に発作みたいに出てくる「自分探しの旅」。
どうせ責任が出てきたらやりたくてもやれない「突発的な旅」。


自分に自信が持てなくて切なくて仕方が無い時は、もしかしたら、
いっちょいきなり旅に出るというのは、ある意味有効かなぁと、
かちかち作業をしつつ思ってみました。

自分で計画をたて、自分で人様と交渉して、自分で選択して、その責任を自分で取る。

日常でも当然している事なのに、「なんだかやらされている」という感覚が抜けないのでしたら、
いっちょ「自分でしないと何も出来ない」という旅に出てもよいのかもしれません。


桜散る少し前。
八重の桜が開くやっぱりちょっと前。

お外で寝ると寒い時期ですが、ちょっと贅沢な一人旅には丁度いい気候みたいです。


けーきょけきょ。