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あんまり自信満々に言われてしまうと、「そうなんだー」と信じきってしまい、
後日、更に人様に指摘されるという情けない人生を送っているかえるです。
こんばんは。
さぐり箸、ねぶり箸、迷い箸。
これらは、やっちゃいけないお箸の使い方として、小さい頃に躾けられます。
将来大きくなって、迂闊に人様の前で行ってしまった場合、
ものすごーく恥ずかしいですし、失礼に当たるからです。
かえるも、ようやく手足が生え揃った頃に、親からびしばしと
お箸の使い方について教えられた記憶があります。
おかげさまをもって、「こうした方が良いよ」という躾けめいたものを
人様から伺うと、「そっか、こうした方が良いのか!」と
必死になって覚える癖がつきました。
それぐらい、かえるの親は躾けには厳しかったのです。
…。
けれども、あまりにも必死になってマナーの類を覚えるかえるに興味を覚えたのか、
過去に、「お茶漬けを食べるときは、お箸を3cm以上お茶に漬けちゃ駄目なんだって」
という事を教えてくださった方がいらっしゃいました。
かえるも、「へーそうなんだー」と、一生懸命お茶漬けを食べるようになりました。
が。
……が。
今日、研究室で一匹必死にお茶漬けを食べていたところ、
「いや、それ多分美食家がご飯で戦いを繰り広げる漫画に出てきた屁理屈だって」
という、ご指摘を受けました。
…。
調べてみたところ、どうやら本当にとある漫画に出てきた台詞らしいのです。
…。
……。
言った方はきっと冗談のつもりでいった言葉。
けれども、受け取った側が真に受けてしまった場合、訂正が入らない限り、
ずーっとその通りの事をしてしまうのだなぁ…と、実感こもりつつ思った一日でした。
よよよよよ。
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