平成16年10月31日。
 
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イベントごとは数あれど、中でも色を見ただけで興奮する季節になりました。
テンションの高いままハロウィンに突入していたかえるです。
こんばんは。

「おやつか、いたずらか」

妙な格好をしても、夜まで子供だけで練り歩いても、
お菓子を食べ放題に食べても、
無駄なまでにきらきらするお菓子を捕獲しても、
それさえ言っておけば良い一晩。

小さい頃は妙な格好が出来ることが楽しみで、
途中からはお菓子がもらえるのが楽しみで、
大人になってからは、子供が嬉しそうに叫ぶのを見るのが楽しみで、
立場が変わっても、毎年うろうろしながらかぼちゃを見るのが楽しみでした。

国の行事だろうが、海外のイベントだろうが、
「誰かさんがその国出身だって」と聞いた瞬間、
皆でやってしまう場所で育ったため、とにかくそういうのが大好きなんです。


が。


そんな楽しくて仕方が無い場所から、
ハロウィンの時に妙な格好をしたとしても許してもらえない場所に住んだ今、
ハロウィンはお家の中でしか楽しめないイベントになってしまいました。

おばけかぼちゃを買ってきて、落書きして楽しむ。
とりあえず玄関に配るようのお菓子をおいておく。
かぼちゃパイまでは作れないので、かぼちゃのスープを飲んでほっこりする。
そのぐらいです。

…。
なんだか非常に楽しくありません。

外であちこち妖精に襲撃される家の悲鳴を聞く。
「あっちのお菓子は美味しいらしぞ」という妖精の悪知恵を苦笑しつつ聞く。
衣装が汚れようがかまずに、かじかじとお菓子を食べる妖精。
置いて置かれて泣き叫ぶ妖精。
仕方が無いので確保する近くの家。
あんまり夜遅くになると、回収される妖精。


こういうのがあって、はじめてハロウィンです。
ハロウィンに向けて、少しづついろいろなものを集め、
どきどきしながら色々製作しないと、正しいハロウィンではないのです。


…。
遊園地のお仕着せのものではなく、一人一人が考えて作っていくイベント。
かえるもそろそろ「来ないかなー」と玄関で待つだけではなく、
自主的にハロウィンパーティーでもやってみようかと思います。


大人な妖精がどっちゃりで、お店に乱入する。
きっと、お店が慣れてしまえば、何とかなると思うのです。


わーくわく。
      
 
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