平成16年11月3日。
 
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寝たり、片付けたり、片付けすぎてぐったりしたり…を繰りかえし、
元気なんだか元気じゃないのだか良く分からない生活をしているかえるです。
こんばんは。

朝からごそごそと起きてお仕事をし、
お昼過ぎからやっぱりごとごととお片付けをする。
でも、食事の量は胸焼けがするのでいつもの半分以下。

という、不健康かつきわまりない生活をしていると、
だんだん無くなっていくのが、世間を生き抜く根性です。

回復手段としては、十分な御飯、睡眠、運動ですが、
著しく全部偏っているために、回復どころかがつがつと減っているのが現状です。

というわけで、夕方から夜にかけて毎日数時間うとうとして回復を狙うという、
どうしようもない生活をしているのですが。


うとうととしていたら、急に「どーん」と音がしたのです。
一応安全だといわれていた日本。
けれども、民家に車が突入したり、ワニが池に生息していたり、
コンクリートが家の外に漏れ出して大変なことになったりと、
最近、安心して寝込んでいると大変な目にあいそうです。

というわけで、一応起きてはみたのですが、
その後パトカーが駆けつけたり、消防車が暴走したりという音は聞こえません。

さすが日本。
まだまだ安全神話は根幹まで崩れきってはないようです。

と、一匹「さーて寝なおそうー」ともぞもぞしたところに、更に聞こえる「どーん」という音。
しかも、よくよく耳を澄ますと、割とコンスタントに音が聞こえるのです。

どーん。

しばし沈黙。

どーん。

…。

まさかと思って、カーテンを開けて見たところ、遠くの方で花火があがっていました。

カキ氷にかけるぐらい赤くて、丸い花火。

ちょうど満月ぐらいの大きさの花火が、遠く小さくどーんと響きつつ、
赤や金色のきらきらしたものを撒き散らしつつ、あがっていました。


大体、10分から20分間ぐらいの小さな花火大会。


でも、こんな寒い日にでも花火をするのだという驚きとともに、
思いもつかないお裾分けをいただいた気がしました。


赤い打ち上げ花火は、とても綺麗で素敵です。
      
 
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